
Photo: Ross Halfin
メガデスはUKとヨーロッパでの最後のツアーを行うことを発表して、「メタルの真の祭典」にすると述べている。
現地時間8月3日、メガデスは数年に及ぶ世界的なフェアウェル・ツアーの一環としてUKとヨーロッパで行う日程を発表している。このツアーにはブラック・レーベル・ソサイアティとテスタメントが参加する。
「ブレイクアウト:ハイバネーション・オブ・ザ・ネイションズ」と題されたツアーは2027年3月9日にベルファストで行われる公演から始まり、24公演にわたってUKとヨーロッパを回り、4月13日にポルトガルのリスボンで行われる公演で締めくくられる。
一度きりのフェアウェル・ツアーではなく、この最後のツアーは数年にわたり複数の大陸をまたいで行われる「祭典」として企画されており、世界中のファンがメガデスのライブを最後に体験できる機会が複数もうけられるという。
「これは『さよなら』ではありません」とデイヴ・ムステインは述べている。「過去40年以上にわたって共に築き上げてきたもの、すべてを祝福することなのです。それぞれの都市に独自の物語があり、どの観客も忘れられない思い出を私たちに与えてくれました。そして、戻ってきて、それを可能にしてくれたファンたちと祝福したいのです」
「このツアーについて話し始めたとき、私たちはメタルの真の祭典にしたいと思っていました」とデイヴ・ムステインは続けている。「ブラック・レーベル・ソサイアティとテスタメントは私たちが多大な敬意を抱いているバンドであり、これらの公演を特別なものにするために加わってもらいました。このラインナップは数十年に及ぶヘヴィ・ミュージックを象徴するものであり、ファンにとって素晴らしい夜になるはずです」
ツアー日程は以下の通り。
March:
9 – Belfast The O2, UK
11 – London OVO Arena Wembley, UK
12 – Nottingham Motorpoint Arena, UK
13 – Manchester Co-op Live, UK
15 – Cardiff Utilita Arena, UK
16 – Glasgow OVO Hydro, UK
16 – Birmingham BP Pulse Live, UK
19 – Leeds First Direct Bank Arena, UK
21 – Paris Zenith, France
23 – Brussels Forest National, Belgium
25 – Dusseldorf Mitsubishi Electric Halle, Germany
27 – Copenhagen KB Hallen, Denmark
28 – Oslo Spektrum, Norway
30 – Hamburg Sporthalle, Germany
April:
1 – Berlin Velodrom, Germany
2 – Krakow Tauron Arena, Poland
4 – Munich Zenith, Germany
5 – Bern Festhalle, Switzerland
6 – Milan Unipol Forum, Italy
8 – Lyon Halle Tony Garnier, France
10 – Barcelona Olimpic Arena, Spain
12 – madrid Movistar Arena, Spain
13 – Lisbon Sagres Camp Pequeno, Portugal
メガデスは今年1月に通算17作目の最後のスタジオ・アルバム『メガデス』をリリースしている。アルバムからは“Tipping Point”、“I Don’t Care”、“Let There Be Shred”の3曲がシングル・カットされている。
今年1月、『NME』は新作のリリースを控えたデイヴ・ムステインにインタヴューを行い、キャリアの「ほぼ全期間にわたって守勢に回らざるを得なかった」状況からバンド活動に終止符を打つ決断に至った経緯や、メタルというジャンルの未来への展望について語っている。
デイヴ・ムステインは最後のツアーにかつてのメンバーが参加することはないと明言しており、その点について次のように語っている。「もし過去のメンバーとの共演を検討するとしても、すでに亡くなっているメンバーもいれば、友人ではあるものの、チャック・ビーラーのように、もう以前のようには演奏できないメンバーもいる。それに、メディアで僕のことをひどく言っている連中も何人かいる。そんな連中と演奏したいなんて思うわけがないだろ?」
「マーティ・フリードマンとは以前に共演したことがあるけど、もし機会があってタイミングさえ合えば、かつてのメンバーの誰かに参加してもらうことを再検討する可能性は間違いなくあるよ」
「でも、あまり良い形で終わらなかった人とはやる理由があるのかな? そんなことをするもっともな理由もないし、ステージでの時間は限られているからね」
80年代のスラッシュ・メタルの台頭を振り返りつつ、デイヴ・ムステインはこのジャンルの未来にも目を向けている。「バンドのメンバーにはこのアルバムが出たら、再びスラッシュ・メタルの復権が起きると言っていたんだ。多くの人々の耳に強烈なインパクトを与えることになるだろうからね」
「『こういう音楽のどこが好きだったのか忘れていたよ』って人々は言うだろうし、多くの人が新たな捉え方で戻ってくることになるんじゃないかな」
「これまではそういった声をよく耳にするからね。全員ではないけれど、多くの人がしばらくこういう音楽を聴いていなかったけど、新作は気に入ったよと言ってくれるんだ。ジャーナリストやラジオのパーソナリティからこうした言葉を聞けるのは本当に嬉しいよ。だって、キャリアのほぼ全期間にわたって守勢に回らざるを得なかったからね」
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