
Photo: Danny Clinch
レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのギタリストであるトム・モレロは新たなソロ・アルバム『エヴリワン・ゲッツ・エヴリシング・ゼイ・ウォント』を9月25日にリリースすることを発表している。
アルバムにはニーキャップとのコラボレーションとなる“Unconquered”、ベアトゥースのヴォーカリストであるケイリブ・ショーモとコラボレーションした“Everything Burns”が収録される。
サージ・タンキアンと息子のローマン・モレロとのコラボレーションとなる“Adjourn It”もアルバムには収録される。ローマン・モレロはアルバムに収録される5曲で作曲にもクレジットされている。
今回、アルバムのリリース発表に合わせて“Date Night”の音源が公開されている。“Date Night”は第二次世界大戦中にナチスやその協力者に対して諜報活動、破壊工作、暗殺任務を行ったオランダのレジスタンス闘士、トゥルス&フレディ・オーフェルステーヘン姉妹とハニー・シャフトの物語を描いたものとなっている。
“Date Night”の音源はこちらから。
彼女たち3人は迫害を受けるユダヤ人の子供たちの脱出を支援したほか、その若さと容姿を活かして検問所を通過している。ハニー・シャフトは最終的にナチスに捕らえられ、1945年4月に処刑されている。
「反人種差別主義者のために反人種差別の曲を作ったんだ」とトム・モレロは語っている。「反ファシストのために反ファシストの曲を作り、反ナチスのために反ナチスの曲を作った」
「“Date Night”はまさに『お前はどっちの側につくんだ?』という曲なんだ。もしそれで気分を害するというなら、よく考えてほしい。この曲の強烈なリフを書いたのはローマン・モレロなんだ」
アルバム『エヴリワン・ゲッツ・エヴリシング・ゼイ・ウォント』タイラー・スミス、カール・レスティヴォ、ザック・セルヴィニ、ダン・キャリー、サム・ネルソン・ハリスがプロデュースを手掛け、トム・モレロにとって初のソロ・ロック・アルバムと銘打たれている。
アルバムのトラックリストは以下の通り。
‘Beth From Electronics’
‘Everyone Gets Everything They Want’
‘Adjourn It’ (feat. Serj Tankian and Roman Morello)
‘I Am Not Yours To Command’
‘Soldier In The Army Of Love’
‘Unconquered’ (feat. Kneecap)
‘Date Night’
‘The Last Rung On The Ladder’
‘Everything Burns’ (feat. Beartooth)
‘Pretend You Remember Me’
‘Untethered’
‘They Can’t Kill Us All’
トム・モレロは2024年のインタヴューの時点でローマン・モレロとコラボレーションした“Soldier In The Army Of Love”について語っていた。
「13歳のギタリストがいるから、手強い相手になるだろうね」とトム・モレロは語っている。「モレロ家の3世代が参加した曲があるというのは楽しみにしているんだ」
トム・モレロはその率直な政治的姿勢を表明するニーキャップについても「明らかに今の世代にとってのレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンだね」と語っている。「彼らが芸術活動を通じて行っていることは人々が実生活でももっと実践すべきことなんだ。それは権力に対しても真実を語っていくということなんだ」
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