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スニーカー・ブランドのヴァンズはストリートウェアのブランドである「フガジ」とのコラボレーションがハードコア・バンドのフガジとのコラボレーションと誤解されたことを受けて謝罪している。

6月下旬にストリートウェア・ブランド「フガジ」はインスタグラムでヴァンズとのコラボレーションを発表している。そのアカウントは明らかにアパレル・ブランドのものであるにもかかわらず、困惑が広がることとなっており、ディスコード・レコードはコメント欄で「我々はこの件とは一切関係ありません」と言及することとなっていた。

今回、ヴァンズの副社長であるスティーブ・ヴァン・ドーレンは謝罪の声明を発表している。「ここ1週間の混乱について申し訳ありません。バンドのフガジとアパレル・ブランドのフガジは一切関係がありません」

「イアン・マッケイ、彼が音楽に与えた影響、スケートボードとの繋がりに深い敬意を持っています。今朝、彼とは話し合って、長年のスケートボーダーたちを支援し、我々双方が深く大切に思っているコミュニティに貢献する方法を見つけていく予定です」

今回の一件についてドラマーのブレンダン・キャンティは『コンシークエンス』に次のように語っている。「何年も前からフガジという名前のおぞましいファッション・カンパニーがあるらしいんだ。ある時、ニューヨークで見かけて、『おっ、フガジという名前だ』と思ったよ。赤い庇を構えていた」

「これまでフガジという名前はいろいろ存在してきた。サンフランシスコにはフガジ・トラベル・エージェントがあったし、クラブ・フガジもある。クラブ・フガジについてはアレン・ギンズバーグの『吠える』にも出てくるんだ。だから、明らかにいろんなものがあって、元々はベトナム戦争時代の『Fucked up, got ambushed, zipped in(失敗して、待ち伏せされて、死体袋に入れられた)』の頭文字なんだ。それがサンフランシスコの旅行代理店やクラブの名前としても使われてきた。だから、昔からあるもので、誰かがそれを使うことに対して文句を言うつもりはない」

ブレンダン・キャンティが腹を立てたのは、そのコラボレーションの打ち出し方だったという。「ヴァンズの男が『フガジ』の登録商標を掲げて、『ハハッ、俺たちが手に入れたぜ』みたいな態度をとったことだった。なぜそんな私たちに対する復讐みたいな振る舞いをするのか、理解できなかった。明らかに私たちを標的にしているように見えたし、企業による嫌がらせみたいな感じに思ったんだ。特にヴァンズだよね。ヴァンズの人物だったら、フガジのことは知っているはずだ。そんなことをするなんて不可解だし、愚かなことのように思える。正直、傷ついたよ。『なんでヴァンズがこんなことをするんだ?』と思ったよ。もっと『善い側』にいる人だと思っていたからね。でも、違ったみたいだね」

ブレンダン・キャンティは次のように締めくくっている。「あまりにも空気が読めていないというか。困惑したし、世間の人々も同じように困惑したみたいだね。嫌悪感を抱くほどにね」

フガジは今年3月にダウンロードのみで『イン・オン・ザ・キル・テイカー』のセッションを収録した『アルビニ・セッションズ』をリリースしている。収益はスティーヴ・アルビニの一家が取り組んできた、貧困に直面している家族に支援する非営利団体「レターズ・チャリティ」に寄付される。

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