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テレヴィジョンのシンガー、ギタリスト、ソングライターであったトム・ヴァーレインは個人のレコード・コレクションが販売されることが決定している。
トム・ヴァーレインの個人のレコード・コレクションは現地時間6月26日より「ディスコグス」を通して販売されるとのことで、一部の作品はブルックリンにある「アカデミー・レコード」の店舗で対面販売される。
https://www.discogs.com/digs/features/tom-verlaine-drops/
およそ4000枚のレコード・コレクションはトム・ヴァーレインの音楽的嗜好を垣間見ることができる貴重なもので、ジャズ、アヴァンギャルド、ガレージ・ロック、サイケデリック・ミュージック、実験音楽、そして世界中のアンダーグラウンド作品まで多岐にわたり、純粋な好奇心に導かれて音楽を追求したトム・ヴァーレインの姿が浮かび上がるものになっているという。
「私にとってトム・ヴァーレインのコレクションが興味深かったのは、それが鏡像というよりはX線写真と言えるようなものだったことです」とアカデミー・レコードのコリー・フェイアマンは述べている。「トム・ヴァーレインはいわゆる聖杯を手に入れようとしていたというよりは、冒険や発見の精神を求めて音楽を購入していたように見えます」
トム・ヴァーレインの個人コレクションが注目を集めるのは今回が初めてではなく、彼の死後、膨大な蔵書の販売はニューヨークのちょっとした文化的イベントとなり、屈指の探求心あふれる精神の持ち主がどのような本を読んでいたのかを知ろうと、多くのファンやコレクターが訪れることとなった。
レコード・コレクションの注目作としては、テレヴィジョンのシングル“Little Johnny Jewel”やデビュー・アルバム『マーキー・ムーン』のトム・ヴァーレイン自身の所有盤に加え、13thフロア・エレベーターズ、ニコ、アルバート・アイラー、ザ・ソニックス、ラヴ、スリントといったアーティストのアルバムが挙げられている。
トム・ヴァーレインと20年以上の親交があったアカデミー・レコードの創業者であるマイク・デイヴィスは生前、トム・ヴァーレインが自身のレコードをこの店に託すことを強く望んでいたと語っている。「亡くなる前、自分のレコードをアカデミー・レコードに任せたい、そしてこの店なら信頼できると語っていました。そして、実際に私たちのもとへ連絡が入ったのです」
トム・ヴァーレインは2023年1月に「短い闘病」の末に亡くなっている。享年73歳だった。「近い友人に囲まれてニューヨークで穏やかに亡くなりました。彼のヴィジョンと想像力は惜しまれることになるでしょう」
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