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ボブ・ディランは歳を重ねることのメリットとデメリットについて自身の見解を披露して、「最も素晴らしいことはかつて自分を追いかけてきていた時計よりも長生きできるということだ」と述べている。

ボブ・ディランは現地時間6月14日にドナルド・トランプ大統領が80歳を迎えたことを受けて『ニューヨーク・タイムズ』紙の特集に寄稿している。特集では80代の著名人がこの節目を迎えることについてそれぞれの見解を述べている。

85歳のボブ・ディランはドナルド・トランプ大統領やその政治に直接言及せずに、自身の経験に基づいた思慮深い考察を披露している。

「80歳になって最も素晴らしいことはかつて自分を追いかけてきていた時計よりも長生きできるということだ」とボブ・ディランは述べている。「それはいろんなものが自分の思い通りだったという嘘から自由になることだ。もうパレードを追いかけなくていい。消え去った国の歳老いた王なんだよ。もはや操られない存在なんだ」

ボブ・ディランは歳を重ねることの負の側面にも言及している。「心にある昔の炎はあれこれをやれとまだ指図してくるけど、身体はやり尽くしたと言っている。そして、何にも驚かなくなる。羨ましく聞こえるかもしれないけど、そうではない。それに幻想も尽きてしまった」

特集ではドナルド・トランプ大統領を批判せずにはいられなかった執筆者たちもいて、ロバート・デ・ニーロは次のように述べている。「大統領は忠告に耳を傾けない。自分の気まぐれに従うことで地位を維持している無能な道化師たちに囲まれている。もしも、その残酷さ、貪欲さ、腐敗、愚かさという殻を突き破って、たった一つだけ助言できるとしたら……良識ある人々から良識ある助言を受け、それに従うように助言するだろう」

フェミニズム運動の作家であるグロリア・スタイネムはドナルド・トランプ大統領の助言として「辞任せよ」と述べている。

ボブ・ディランは現在『ラフ&ロウディ・ウェイズ』ツアーの北米ツアーを行っており、最近の公演では“I Shall Be Released”が18年ぶりに披露されたほか、“You Ain’t Goin’ Nowhere”が14年ぶりに披露されている。

ボブ・ディランは昨年の時点で「彼のバンドのメンバー」とニューヨーク州アルバニーで新曲に取り組んでいるとも報じられており、先月5月にリリースされたウィリー・ネルソンのニュー・アルバム『ドリーム・チェイサー』では“I Can’t Read Your Mind”に参加している。

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