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レッド・ホット・チリ・ペッパーズはカタログの原盤権をワーナー・ミュージック・グループに3億ドル(約468億円)で売却したことが明らかになっている。

レッド・ホット・チリ・ペッパーズは1991年発表の『ブラッド・シュガー・セックス・マジック』から契約しているワーナー・ミュージック・グループにすべてのマスター音源の権利を譲渡する。これによってワーナーはストリーミング、ラジオ放送、販売、ライセンスなどから得られる将来の収益をすべて受け取ることになる。

レッド・ホット・チリ・ペッパーズは2021年にヒプノシスに音楽出版権を1億4000万ドルで売却しており、今回の原盤権の売却はそれに続くものとなっている。

『ハリウッド・レポーター』によれば、今回の新たな契約はワーナー・ミュージック・グループと投資会社のベイン・キャピタルによるジョイント・ヴェンチャーとして資金調達されたという。ベイン・キャピタルは昨年、著名な音楽カタログの買収を目的とした12億ドルのファンドを立ち上げていた。

レッド・ホット・チリ・ペッパーズのカタログは年間2600万ドルの収入をもたらしていると見られており、これまではバンドのメンバーによって権利が管理されてきた。

レッド・ホット・チリ・ペッパーズは2019年にギタリストのジョン・フルシアンテがバンドに復帰しており、2022年にはアルバム『アンリミテッド・ラヴ』と『リターン・オブ・ザ・ドリーム・カンティーン』をリリースしている。

レッド・ホット・チリ・ペッパーズの他にも近年は多くの大物アーティストがカタログにまつわる権利を売却しており、ブルース・スプリングスティーンは2021年に原盤権と出版権を合わせてソニーに5億ドルで売却している。他にもボブ・ディラン、スティーヴィー・ニックス、ニール・ヤング、デフトーンズ、ジャック・ホワイトらも同様に権利を売却している。

最近ではスリップノットがハーバーヴュー・エクイティ・パートナーズに音楽カタログの株式を売却したことも明らかになっている。2024年にはピンク・フロイドがソニーにバック・カタログの権利を4億ドルで売却することで合意している。この契約には音楽出版権は含まれていない。

レッド・ホット・チリ・ペッパーズについてはネットフリックスでドキュメンタリー『ライズ・オブ・レッド・ホット・チリ・ペッパーズ:俺たちのヒレル』が配信されている。

今年1月、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのメンバーは声明を発表して、インタヴューに応じているものの、バンドの「公式」なドキュメンタリーではないと述べていたが、フリーは好意的な評価を下している。

「やっとヒレル・スロヴァクの新たなドキュメンタリーを観たよ。この作品が存在すること、そして彼が友人として、またバンドメイトとして、私たちにとってどれほど大切な存在だったか、そして今もなおどれほど大切な存在であるかを、より多くの人たちが知ってくれることに感謝している。美しく作られた作品で、生涯を通して続く悲しみがなかったわけではないけれど、心が満ち足りたものを感じることになった」

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