
Photo: John McMurtrie
アイアン・メイデンのギタリストであるエイドリアン・スミスはバンドについて「引退なんて考えられない」と語っている。
アイアン・メイデンは現在「ラン・フォー・ユア・ライヴス」ツアーを行っているが、2年間に及ぶツアーの最終公演を11月に日本で行うことが決定している。
米『ビルボード』誌のインタヴューでツアーが終わったら一旦活動を休止することになっているが、引退の可能性もあるのかと訊かれると、エイドリアン・スミスは次のように語っている。
「引退なんて考えられないね。みんな、バンドをやっていくのが大好きなんだ。スティーヴ・ハリスは今70歳だけど、午後には90分間、ちゃんとしたサッカーの試合をやっているからね。それでステージに上がって、アイアン・メイデンのツアーをこなしているんだ。次の日も起きたら同じことをやっている。そういう精神が自分たちを突き動かしているんだよ。(今のツアーが終わっても)そんなにかからずに戻ってくることになると思うよ」
エイドリアン・スミスは1990年から1999年までバンドを離れていた時期の思いについても語り、50周年を記念したドキュメンタリー『アイアン・メイデン:バーニング・アンビション』を観て、当時のことを思い出すと感情がこみ上げてきたと明かしている。
「ブルース・ディッキンソンが当時の思いについて語っていたんだけど、少しでも僕のことを気にかけてくれていたこと、そして僕がいなくて寂しかったと感じてくれたことが分かって、とても嬉しかったよ。あの時はああなる必要があったんだと思う。正しい選択だった。僕は満足していなかった。地団駄を踏んで怒って出ていったわけじゃない。ただ、時間が経つにつれてそうなっていったんだ。つらかったよ」
「バンドに戻った時は以前とは違う視点を持っていた。バンドの本質を理解し、より深く感謝し、その一員として活動できるようになった。それ以来、後悔したことは一度もない」
今回のツアーのセットリストはアイアン・メイデンの初期9枚のアルバムから選ばれており、エイドリアン・スミスは名曲の数々を再び演奏することを楽しんでいるという。
「あのセットリストで演奏するのは最高だよ。昔の曲ばかりだけど、今演奏しても素晴らしい。新鮮で力強いサウンドなんだ。毎回違うことに挑戦したり、違うテーマを取り入れたりして、いつも同じ曲ばかり演奏するのではなく、新鮮さを保つようにしている。それが楽しんだ。ファンも喜んでくれているしね。自分にとっても1980年にアイアン・メイデンに加入したことは人生を変える出来事だったし、その後『キラーズ』をレコーディングした。だから、あの頃の曲を演奏すると、一瞬あの頃に戻ったような気持ちになるんだ」
アイアン・メイデンは1975年にイースト・ロンドンで結成され、1980年にデビュー・アルバムをリリースしている。アイアン・メイデンはトータルで17枚のアルバムをリリースしており、最新作は2021年発表の『戦術』となっており、世界各国で2500近くの公演を行っている。
ドキュメンタリー作品『アイアン・メイデン:バーニング・アンビション』は海外で5月7日に公開されることが決定している。
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