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スリップノットのコリィ・テイラーが、ドナルド・トランプを「醜い偏見と憎悪の塊」だと非難している。ストーン・サワーのヴォーカリストも務めるコリィ・テイラーは、共和党の大統領候補ドナルド・トランプのここ数週間の憎しみに満ちた人種差別的コメントに対して懸念の声を上げている。

コリィ・テイラーは、民主党の大統領候補であるバーニー・サンダースを支持しており、トランプが彼のリヴェンジ・マッチをメディアに持ち込み討論することに対し、メディアの言論の自由が最高に危険な状態を作り上げていると批判している。

コリィ・テイラーは、米『ローリング・ストーン』誌に次のように語っている。「こんな人種差別を絶対にそのままにさせない。人種問題についてはちょっと神経質になりすぎているのかもとは思っていた。でも、俺たちは今、憎しみの感情を露わにした漫談を行う極右派がぞろぞろ出てくるのを目の当たりにしている。これが俺たちに残された遺産なわけがない。アメリカ南北戦争や公民権運動の間に多くの人が死んだんだぜ。『神様、今はいつの時代ですか? これは許されるのですか?』なんて言ってる場合じゃないんだ」

そして・コリィ・テイラーは、残念なことに言論の自由がドナルド・トランプの偏った見解を世間に広めることを許していると語っている。「俺は言論の自由のために闘う人々を応援したいとは思っている。だけど、同時に、ドナルド・トランプみたいな奴が言論の自由を振りかざして言いたいことを言っているのが嫌なんだ。残念なことに、言論の自由が奴を守ってもいる」

先日、コリィ・テイラーは、自身のバンドの将来性について疑問を投げかけ、バンドから「少し距離を置く」かもしれないと言及していた。

最近、コリィ・テイラーは、BBCラジオ1のDJであるダニエル・P・ カーターが担当するポッドキャスト「Someone Who Isn’t Me」に出演している。この先、ツアーに疲れてしまう可能性があるかと尋ねられると、「正直言えば、1年前であれば答えは『ノー』だったけど、最近は少し疲れ始めている」と答えている。

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