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テーム・インパラのケヴィン・パーカーはバルセロナで行ったサプライズのDJセットで新曲を初披露している。

ケヴィン・パーカーは6月6日にプリマヴェーラ・サウンドに関連してニッツァ・クラブでサプライズのDJセットを披露しており、ここで新曲をかけている。

「新曲を聴きたいかい?」とケヴィン・パーカーは観客に語っている。「テーム・インパラの新曲を聴きたいかい? みんなが最初に聴いてもらう人になるよ。もう後戻りはできないね。よし、かけてみよう。くつろいでほしいな」

曲名の明かされていない新曲はハードなエレクトロ・ハウスのビートを基調に雰囲気のあるシンセサイザーと追加のパーカッションの上にケヴィン・パーカーのヴォーカルが乗るものとなっている。

その時の映像はこちらから。

ケヴィン・パーカーは昨年4月にリリースされたジャスティスのアルバム『ハイパードラマ』に収録された“Neverender”と“One Night/All Night”にも参加している。

今年3月にはデュア・リパがシドニー公演でケヴィン・パーカーをゲストに迎えており、テーム・インパラの“‘The Less I Know The Better”をカヴァーしている。ケヴィン・パーカーはデュア・リパの最新作『ラジカル・オプティミズム』にメイン・プロデューサーの一人として参加している。

昨年、テーム・インパラのケヴィン・パーカーはカタログ音源の権利をソニー・ミュージック・パブリッシングに売却している。

『ミュージック・ビジネス・ワールドワイド』の報道によれば、ケヴィン・パーカーとソニーは2020年にグローバル契約を結んでおり、個人としてもテーム・インパラとしても今後のリリースの管理を委ねている。しかし、今回、新たな契約で過去のリリースについても包括されることが明らかになっている。

売却の詳細は公表されていないものの、ケヴィン・パーカーはソニー・ミュージック・パブリッシングとの提携について次のように述べている。「自分の曲の所有権を譲渡することについて決して軽くは考えていません。レコーディング・アーティストとして、ソングライターとしてこれまでの歳月やってきた血と汗と創造性の結晶です」

ケヴィン・パーカーは次のように続けている。「私はソニー・ミュージック・パブリッシングの家族に大いに愛と信頼を抱いており、ダミアン・トロッターをはじめとする世界各地の仲間との体験は素晴らしいものでしかありませんでした。ソニーほど安全な手に私の曲を委ねられることはないと思いますし、今後が楽しみで、どんな未来になるにせよ彼らと仕事を続けられることに満足しています」

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