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マイケル・ジャクソンは製作中の伝記映画の公開が2026年まで延期されることが明らかになっている。

『マイケル』というタイトルの伝記映画はマイケル・ジャクソンの生涯とキャリアを振り返るもので、ジャーメイン・ジャクソンの息子であるジャファー・ジャクソンがマイケル・ジャクソン役を務めている。

ライオンズゲート・スタジオのCEOであるジョン・フェルトハイマーは四半期に一度の収支報告で映画の進捗について触れている。

「マイケル・ジャクソンの伝記映画についてはプロデューサーのグラハム・キングと監督のアントワーン・フークアから素晴らしい3時間半の映像を観させてもらっていて楽しみです。今後、数週間で最終的なリリース戦略とタイミングを発表するつもりです」とジョン・フェルトハイマーは語っている。

「『マイケル』については直近の会計年度からは外すことになりそうだということもお伝えしておきます。そのため2026年度の収支が影響を受けることになりますが、既に強力な2027年度を強化してくれることになるでしょう」

ライオンズゲート・スタジオの2026年度は2026年3月31日に締めくくられるので、映画『マイケル』の公開は2026年4月1日以降になると見られている。映画はアメリカで10月3日に公開される予定となっていたが、これは延期されるものと見られている。

映画『マイケル』については二部作になる可能性も今年4月に報じられていた。

『ハリウッド・レポーター』はプロジェクトに近い情報筋が監督のアントワーン・フークアと配給元のライオンズゲートの幹部が映画を二部作に分けることを考えていると語っていると報じていた。

同作については現時点で公開されている作品の情報は限られており、シネマコンでは会場の批評家に対して映画のトレイラーが公開されているが、一般公開はされていない。

今年1月、伝記映画『マイケル』については遺産管理団体がドラマ化を禁じていた性的虐待疑惑を描いたという第3幕全編の撮り直しを余儀なくされているとも報じられている。

映画は主演のジャファー・ジャクソンに加えて、コールマン・ドミンゴがジョー・ジャクソン役を、マイルズ・テラーがマネージャーのジョン・ブランカ役を演じるものとなっている。他にも『ヴァンパイア・ダイアリーズ』で知られるカット・グレアムがダイアナ・ロスを演じ、クインシー・ジョーンズはケンドリック・サンプソンが演じると報じられている。

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