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女優のリヴ・タイラーはエアロスミスのフロントマンであるスティーヴン・タイラーが父親だと知った時の感情の波について語っている。

ケイト・ハドソンとオリヴァー・ハドソンのポッドキャストに出演したリヴ・タイラーは母親のビビ・ビュエルからトッド・ラングレンが実の父親ではないと聞かされた時に抱いた感情の「レイヤー」を振り返っている。

リヴ・タイラーはエアロスミスのコンサートでその事実を母親から明かされたと語っている。「野外アンフィシアターのベンチに座っていた時に、母は誠実にすべての話を美しい形で話してくれた。それで、ライヴの後、バックステージに行くことになった」

リヴ・タイラーは次のように続けている。「最初の波はショックだった。そのコンサートの後、家に帰ったんだけど、母親が持っていた窓の前の長椅子に3日間くらいの感じで座っていた。多分、3時間くらいだったんだけど、『2人の父親がいて、それだけの愛を受けたんだ』という結論に達した」

スティーヴン・タイラーはリヴ・タイラーが「11歳か12歳」の時にDNA鑑定を受けて、父親であることが判明している。

リヴ・タイラーはこの事実をトッド・ラングレンは「とてもつらく」受け止めたと思うと続けている。「今なおとてもつらく、苦しいものだったと思う。しっかりとは話せていない。彼のことは大好きだし、彼の下に生まれた兄弟もいたし、みんな家族だけどね」

母親のビビ・ビュエルは1972年からトッド・ラングレンと交際していたが、スティーヴン・タイラーとの短い交際期間があり、1977年にリヴ・タイラーは生まれている。トッド・ラングレンはリヴ・タイラーの出生証明書に署名しており、当初はリヴ・ラングレンという名前だった。

リヴ・タイラーは歳を重ねてからセラピーを受けたと語っている。「人生の形成が始まった時期に『向き合わなきゃいけないことがある』という感じだった」

エアロスミスは昨年、スティーヴン・タイラーの声帯の深刻な損傷のためにツアーから引退することを発表している。

最後のライヴは2023年9月にニューヨーク州エルモントにあるUBSアリーナで行われた公演だったが、これが最後のライヴになるとは誰にも分かっていなかった。

バンドは次のように述べている。「常にパフォーマンスでみなさんを圧倒したかった。御存知の通り、スティーヴンの声は他の誰とも違う楽器だ。彼は痛める前の状態に自分の声を戻そうと何ヶ月もたゆまぬ努力をしてきた。彼には最高の医療チームがいたにもかかわらず、苦しんでいた。そして、悲しいことに彼の声の損傷は全快できないことが明らかになった。私たちはバンドの仲間として困難で胸の痛む、でも必要な決断をすることにした。ツアーからは引退することにしたのです」

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