Photo: Santiago Felipe

ビョークはコンサート・フィルム『コーニュコピア』が5月7日よりTOHOシネマズ日比谷ほかにて日本で劇場公開されることが決定している。

『コーニュコピア』のツアーは2019年5月から2023年12月まで行われ、2017年発表のアルバム『ユートピア』、2022年発表のアルバム『フォソーラ』をベースに、音楽と演劇の融合で高い評価を得ているアルゼンチンの映像作家ルクレティア・マルテルが演出を担当している。

コンサート・フィルム『コーニュコピア』は2023年にリスボンのアルティス・アリーナで行われたパフォーマンスを収録したもので、監督はイーソルド・ウッガドッティルが務めている。すべての歌詞はビョーク自身の手書きによる英語の字幕でスクリーンに表示される。

本編は1時間39分で、加えてビョークがキュレーションした3本のミュージック・ビデオも特別上映される。

日本版予告編映像はこちらから。

「これは長い旅路で、何百人という人が手助けしてくれました。その一人一人にものすごく感謝しています」とビョークは述べている。「今のコンサート・フィルムというのは女性にやさしく、時代の風潮にも合っていると思っています。『ユートピア』と『フォソーラ』をサラウンド・スピーカーに拡大して、完全に没入できる体験を提供するというアイディアに大きな影響を受けました。私の意図としては21世紀のVRのために作ったものを19世紀の劇場に持ち込むというもので、ヘッドセットからステージに移行することでした」

「この物語にはアヴァターの物語という2つ目のサブプロットも織り込まれています。パペットからパペットへ、心の傷から完全に癒やされた状態へ、錬金術的に生み出された現代のマリオネットの物語です」

映画の概要は以下の通り。

原題:Björk’s Cornucopia
本編上映時間:約2時間弱(未確定)
監督:イーソルド・ウッガドッティル
ビジュアル共同クリエイティブディレクター:ジェームズ・メリー
アニメーション:トビアス・グレムラー
その他アーティスト:アンドリュー・トーマス・ホァン、ガブリエラ・フリズリクスドッティル、ピエール=アラン・ジロー、ニック・ナイト、ウォーレン・デュ・プリース&ニック・ソーントン=ジョーンズら
音楽監督・再録音ミキサー:ベルグル・ソリッソン
プロデューサー:サラ・ナッシム、カット・マンスール
音楽監督・再録音ミキサー:ベルグル・ソリッソン
撮影監督:アルトゥール・トルト
編集:ウォルター・モーリオット
製作:S101およびSnowstorm
インパクト・プロデューサー:Level Forward
エグゼクティブ・プロデューサー:デレク・バーキット、エイドリアン・ベッカー、ロジャー・クラーク(Level Forward)、ダヴィッド・ヘルガソン(Foobar.vc)
共同エグゼクティブ・プロデューサー:イアン・ウィーラー(Talkhouse)、スーザン・ロード、ブローガン・バンブローガン(Level Forward)、ベンジャミン・ラッツ(Foobar.vc)、シグリッド・ディークヤール

鑑賞料金:3300円一律
5/7(水)〜『ビョーク:コーニュコピア』TOHOシネマズ 日比谷ほか公開

上映劇場:
北海道 TOHOシネマズ すすきの 5/7(水)のみ
石川 ユナイテッド・シネマ金沢 5/7(水) のみ
新潟 ユナイテッド・シネマ新潟 5/7(水) のみ
東京 TOHOシネマズ 日比谷 5/7(水)~5/11(日)
   TOHOシネマズ 日本橋 5/7(水) のみ
   TOHOシネマズ 新宿 5/7(水) のみ
大阪 TOHOシネマズ 梅田 5/7(水)~5/11(日)
京都 TOHOシネマズ 二条 5/7(水) のみ
福岡 ユナイテッド・シネマ キャナルシティ13 5/7(水) のみ

更なる詳細は以下のサイトで御確認ください。

https://www.culture-ville.jp/bjork

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