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ビリー・アイリッシュは自身のセクシャリティや恋愛について公の場で語ることは「二度とない」と語っている。

ビリー・アイリッシュは『ヴォーグ』誌のインタヴューで昨年『ヴァラエティ』誌のインタヴューで女性に惹かれると発言したことを振り返っている。

その後、ビリー・アイリッシュは『ヴァラエティ』誌にあれはカミング・アウトだったのかどうかと尋ねられて、次のように答えている。「そういうつもりじゃないけど、でも思ったのは、当たり前のことじゃない?ということだった。みんなが知らないとは思わなかった」

ビリー・アイリッシュはこちらの発言も報道されたことを受けて「暴露」した『ヴァラエティ』誌を批判している。「私は男性も女性も好きなの。そのことについては放っておいてほしい。誰が気にするというの?」

しかし、ビリー・アイリッシュはこの出来事に「過剰反応」してしまったことを認め、「誰もどちらか一方になるよう圧力をかけられるべきではない」とも語っている。

ビリー・アイリッシュはチャーリーXCXの“Guess”のリミックスで「Charli likes boys, but she knows I’d hit it(チャーリーは男性が好きだけど、彼女も知っている通り、私はありだわ)」と歌っており、最新作『ヒット・ミー・ハード・アンド・ソフト』でも自身のセクシャリティに言及している。

そのことについて『ヴォーグ』誌で訊かれると、ビリー・アイリッシュは次のように答えている。「自分のセクシャリティや交際のことなんかは誰にも知られたくない。絶対にね」

「二度とそうならないことを願っている。私が自身のセクシャリティについて語ることは二度とない。誰と交際しているかなんてことも語ることはない」

ビリー・アイリッシュは次のように続けている。「自分の言ったことが全世界の大きなニュースになることを見くびっていたところがあったかな。すごく不自然よね。みんな子どもで、自分自身のことを学びながら大きくなっていくというのにね」

先日、ビリー・アイリッシュの兄であるフィニアスは“Guess”のリミックスの一節について「商業的利益のためにクィアベイティング」する「搾取的な」振る舞いだと言われたことについて反論している。

「なんてことだよ、バカだな。丸々1年、妹がクィアベイティングしているとインターネットで叩かれるのを見てきたんだ。実際のところは君たちがレッテルを貼って、彼女に言わせようとしてきたのにね」

同じく『ヴォーグ』誌のインタヴューでビリー・アイリッシュはアメリカ大統領選挙でカマラ・ハリス副大統領を支持することについて「この国の女性として安全を感じたい」と語っている。

「今回は自分たちの世代では最も重要な選挙だと思っていて、『そんなことは考えたくない』みたいに言うのは簡単だし、私も同じような感じだった。『私一人じゃ変化なんて起こせない』と思っていた。でも、実のところ、私たちは変化を起こすことができるし、自分にもプラットフォームがあるから、それを使っていこうと思っている」

カマラ・ハリス副大統領が取り組むと公約した問題で響くものは何かと訊かれると、ビリー・アイリッシュは次のように答えている。「人権のこと、女性の権利、女性の性と生殖に関する権利、社会的正義、銃規制のことはすごく支持している。私のファンの多くが今回初めて投票できるから、『自由は好き?』と問いかけたい。初の女性大統領のこと? すごいことよね。この国の女性として安全を感じたい」

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