ビリー・アイリッシュは政治について語るなら「死んだほうがマシ」としつつも11月のアメリカ大統領選挙について語る「責任」があると述べている。
ジョー・バイデンが正式候補となった今年8月の民主党全国大会でパフォーマンスを行ったビリー・アイリッシュはジミー・ファロンに語っている。
「正直、あれは私の責任だったと思っている」とビリー・アイリッシュは自身のパフォーマンスについて説明している。
「本当はこんなに政治に関わりたくない。文字通り、政治について語ることほどやりたくないことはない。でも、今はどれだけ重要なことかを示さなければならなかったと思っている」
彼女は次のように続けている。「これまでは完全に黙っている人間だった。『話したくもなければ、聞きたくもない。関わりたくないし、考えたくもない』ってね」
ビリー・アイリッシュは語る義務があると思うようになったと説明している。
「無視して黙っているわけにはいかないというところまで来たの。特に自分にはプラットフォームがあって、それを無駄にしたくはなかった。だから、死んだほうがマシだとしても声を上げて語ることは重要だと思っている」
ビリー・アイリッシュは先日、「ドナルド・トランプは私たちの国や私たちが大事にしてきたものすべてを破壊している」と語っている。
また、今月ビリー・アイリッシュはアメリカ大統領選挙で投票を行うようにファンを促す新たな運動を立ち上げている。
「この動画を制作しなくてもよかったことを願っている」とビリー・アイリッシュは運動を告知するインスタグラムの投稿で述べている。「だって、気にせず問題なくて、何の心配もないのがいいわけだから」
「しかし、政治とか今回の選挙とか、こんなことに関わりたくないのと同じくらい、私たち全員が参加することがものすごく重要だと思っている。このことについて話すくらいなら自分の顔を殴るほうがましだとしても、話す必要があるの」
彼女はキャプションで次のように添えている。「気にしないほうが楽だけど、今は気にしなきゃいけないの」
ビリー・アイリッシュには兄のフィニアス、テイラー・スウィフト、クエイヴォなどと共に「ジャスト・ヴォート」キャンペーンにも参加している。キャンペーンに参加すると、アーティストからダンス・レッスンを受けられたり、特別なパフォーマンスを披露されたり、サイン入りギターが当たるなどの特典が用意されていた。
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