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ビリー・アイリッシュは新たな広告のキャンペーンの中で自身がサイズの大きな服を着ている理由について語り、その回答が話題になっている。

ビリー・アイリッシュは「アイ・スピーク・マイ・トゥルース・イン・#マイ・カルバン」と題されたカルバン・クラインのキャンペーンに出演して、その中で自身がサイズの大きな服を着ている理由について、世間に自身のすべてを知られたくないためだと語っている。

「私がサイズの大きな服を着ているのはそういう理由よ」とビリー・アイリッシュは映像の中で語っている。「誰にも意見を言われることがないでしょ。だって、彼らはその下にあるものを見ていないんだから。誰からも『スリムな子』だとか、『スリムじゃない』、『お尻が大きい』だなんて言われることはない。誰もそういうことは言えないの。だって、知らないんだから」

ビリー・アイリッシュが出演している広告の動画はこちらから。

ビリー・アイリッシュによる今回の発言は、彼女が今年の1月に『NME』とのインタヴューで行った発言に類似したものとなっている。

ビリー・アイリッシュは『NME』とのインタヴューで、音楽やエンタテインメントの世界には「恐ろしい」ダブル・スタンダードがあるとして次のように語っている。「もし私が男だったとしたら、こういうダボダボの服を着ていたところで、誰からも何も言われないと思う。『一度でいいから、女の子らしい格好をしてみて! タイトな服を着たほうが可愛いし、そのほうがキャリアもうまくいくわ!』っていうことをたくさんの人に言われる。だけど、そんなの間違ってるわ。そんなことは絶対にない」

ビリー・アイリッシュの発言はソーシャル・メディア上で話題となっており、ビリー・アイリッシュのファッションに対するこだわりを称賛する声が上がっている一方で、嫌がらせや悪口の対象にならないように身体を隠すことがあってはならないと指摘する声も上がっている。

ビリー・アイリッシュの発言に対するツイッターでの反応はこちらから。

「ビリー・アイリッシュは、性的に見られたり、美しさや魅力について他の人から何かを言われたり、社会の非現実的な基準に自分を当てはめられないようにするために、意図的にダボダボな服を着ているわけね。ああ、もう、ビリーが大好き」

「17歳のビリー・アイリッシュが、性的に見られないようにダボダボな服を着ているですって? 17歳なのによ。社会は一体どうなってしまったの」

「ビリー・アイリッシュが『ダボダボな服を着るのは、その下を知られたくないから。判断されないようにするため』だって。共感したわ」

「ダボダボな服を着ているからってビリー・アイリッシュを批判するのだとしたら、あなたは最低よ」


「きっとそうなんだろうって思っていたわ。私も大きい服とブランケットで隠していたことがあるから。大好きよ、ビリー」

「性的に見られないようにするためにビリー・アイリッシュがダボダボな服を着ているというのは、私たちの社会にとって重要なことを教えてくれているわ」

「これからもずっとビリーのファンだよ。何の理由もなしに身体のことを批判する、そういう惨めな人々を避けるためにこういう服装をしているだなんて心が痛むよ」

「ビリー・アイリッシュは私の女王よ。新しいアーティストにこんなに夢中になることは久しくなかった。でも、今では彼女のことが大好き」

「『身体の形が分からない服を着ているビリー・アイリッシュが称賛されるなら、ムスリムの女性たちはどうして虐げられていると言えるのか』なんて意見を見ずに1日を過ごすことはできないのかしら? みんな分かっていることでしょ。黙っていてよ」

「誰かに推測されたり、判断されたり、身体を馬鹿にされないようにするためにビリー・アイリッシュがダボダボの服を着ていることを知って、アーティストとしてもそうだし、彼女のことが人としてもっと好きになったわ」

「誰かに批判されたり性的に見られてしまうことを恐れてビリー・アイリッシュがダボダボの服を着ているという事実は、まさに警鐘だよ。この社会の酷さが分かる」

一方、ビリー・アイリッシュは先日、デビュー・アルバムをリリースする前日に強い不安を覚えていたことを明かしている。

現在17歳のビリー・アイリッシュは3月29日に高い評価を得たデビュー・アルバム『ホエン・ウィ・オール・フォール・アスリープ、ホエア・ドゥ・ウィ・ゴー?』をリリースしている。

ビリー・アイリッシュはデビュー・アルバムをリリースする前日、アメリカのテレビ番組「ジミー・キンメル・ライヴ」の収録に臨んでいる。

「まるで自分の子供を他の人に触れさせたくないような、これまでに感じたことのなかった気持ちになったの」とビリー・アイリッシュは米『ビルボード』誌に語っている。「自分が作り出したものを好きにして欲しいと思うことなんて(滅多に)ないわけでね。自分の愛するものに対して、世間にとやかく言われたくないと思ってしまったの」

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