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ジェイムス・ブラントはデビュー・アルバムがもう一度全英アルバム・チャートの1位を獲得することになったら、「求められるどんな名前にも」改名すると語っている。

2004年10月11日にリリースされたデビュー・アルバム『バック・トゥ・ベッドラム』はリリースから20周年を迎えるのにあたってスペシャル・エディションが再発されることが決定している。アルバムからはサード・シングル“You’re Beautiful”が2005年に世界的なヒットとなり、240万枚のセールスで2005年に最も売れたアルバムとなっている。

ジェイムス・ブラントはラジオXのインタヴューでアルバムが20周年に際して再発されることについて次のように語っている。「20年が経って改めてアルバムがリリースされるんだけど、実はレーベルは20年ぶりに1位を取ろうというキャンペーンを行う予定なんだ。どうやってやるんだろうね。20年経ったアルバムがもう一度1位に返り咲くなんてね。もし1位になったらというのでサインしたのは、求められるどんな名前にも変えるというものなんだ。名前を変えられてしまうんだよ」

ジェイムス・ブラントは名前を変えることについて「自暴自棄」ではなく、「納得している」と説明している。「自分の生涯、そして自分の一人のファン、グラスゴーに住むブライアンの人生にかけて誓うよ。もし1位になったら、名前を変えることにするよ」

2009年12月、『バック・トゥ・ベッドラム』はUKで300万枚のセールスを記録したことで英国レコード産業協会によって10xプラチナ・ディスクに認定されている。BBCラジオ2によれば、これはUKにおいて史上18番目のセールスで、UK出身アーティストのデビュー・アルバムとしては最多セールスとなっている。

『バック・トゥ・ベッドラム』のスペシャル・エディションには“Standing All Alone”、“Close Your Eyes”、“Butterfly”、“Dancing Days”といった未発表曲やBサイド曲“Sugar-Coated”が収録され、10月11日にリリースされる。

2019年、ジェイムス・ブラントは2006年に受賞した『NME』のワースト・アルバム賞のトロフィーをまだ受け取っていないとして、ぜひ受け取りたいと語っていた。

ジェイムス・ブラントは2006年に『バック・トゥ・ベッドラム』がNMEアウォーズでワースト・アルバムを受賞している。ジェイムス・ブラントはアイヴァー・ ノヴェロ賞の授賞式のレッドカーペットで『NME』に次のように語っている。「賞をくれたのに、それを送ってくれないだなんて意地悪だよ。大切な場所に飾ろうかな。毎日見上げられるようにベッドの上に置くよ。世界一もらって嬉しい賞だと思うからね」その後、『NME』はジェイムス・ブラントにトロフィーを実際に渡している。

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