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ビリー・アイリッシュはカマラ・ハリス副大統領による性と生殖に関する権利のキャンペーン動画で“When the Party’s Over”が使われている。

先日、ビリー・アイリッシュと兄のフィニアスはアメリカ大統領選挙でカマラ・ハリス副大統領を支持することを表明している。ビリー・アイリッシュはフィニアスとの動画で次のように語っている。「私たちはカマラ・ハリスとティム・ウォルズに投票します。彼らは生殖に関する自由、この星、私たちの民主主義を守るために闘っているからです」

フィニアスは次のように続けている。「過激派に私たちの生活、自由、未来を支配させるわけにはいきません。2025アジェンダという危険なプロジェクトやそれらを止めるためにはカマラ・ハリスに投票して、選出するしかないのです」ビリー・アイリッシュは次のように語っている。「人生がかかっているかのように投票してください。実際、そうだから」

今回、カマラ・ハリス副大統領の陣営は「モンスター」と題した動画を公開している。動画はドナルド・トランプ元大統領の政権では性と生殖に関する権利がなくなる危険性を伝えるもので、出演したヘイリー・デュヴァルは12歳の時に義理の父にレイプされ、妊娠したことについて語っている。

動画ではビリー・アイリッシュが2018年に発表した楽曲“When the Party’s Over”が使われており、ヘイリー・デュヴァルは自分は中絶を受けられたものの、「ロー対ウェイド」事件の判決が覆されたことでアメリカ各地の女性がレイプや近親相姦による妊娠の場合でさえ同じような医療措置を受けられない可能性に言及している。

「ロー対ウェイド」事件の判決は1973年に1973年に連邦最高裁判所が下した画期的なもので、合衆国憲法が中絶する権利を一般的に保護するとの判決を下している。しかし、2022年、「ロー対ウェイド」事件の判決は最高裁によって覆されており、17の州で中絶が禁じられている。

ビリー・アイリッシュはこれまでもドナルド・トランプ元大統領を支持しないことを公言しており、2020年10月にもビリー・アイリッシュは投票を促すための活動を行っている。

この活動は50409に「BILLIE」とメールを送ると、有権者登録を行っているかを確認でき、有権者登録を行う方法も示されるものとなっていた。

同月、ビリー・アイリッシュは政治について語るくらいなら「死んだほうがマシ」だとしながらもアメリカ大統領選挙について語る「責任」があると述べている。

「無視して黙っているわけにはいかないというところまで来たの。特に自分にはプラットフォームがあって、それを無駄にしたくはなかった。だから、死んだほうがマシだとしても声を上げて語ることは重要だと思っている」とビリー・アイリッシュはジミー・ファロンに語っている。

同年、ジョー・バイデン大統領が勝利した時にビリー・アイリッシュは投票したファンに感謝する動画も公開している。

「信じられない。本当に嬉しい。天井知らずよ。自分の考えを変えて、外に出て投票してくれた全員にありがとうと言いたい。もし投票したのが初めてだったりとかしてもね。あなたの声なんて大事じゃないなんて言わせちゃダメなのよ」

ビリー・アイリッシュについては『サタデー・ナイト・ライヴ』の第50シーズンに出演することも発表されている。

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