シネイド・オコナーは亡くなってから1年を受けて、改めて死因が明らかになっている。
シネイド・オコナーは昨年の7月26日に亡くなっている。享年56歳だった。当時、ロンドン市警はシネイド・オコナーがロンドンの自宅で意識不明で発見され、現場で亡くなったことが宣告されたことを発表していた。
今年1月、シネイド・オコナーは自然死で亡くなったと発表されたが、今回改めて死因が発表されている。
アイルランド版『インディペンデント』紙によれば、夫のジョン・レイノルズによって提出された志望診断書ではシネイド・オコナーは慢性閉塞性肺疾患と喘息で亡くなったとされている。
志望診断書にはシネイド・オコナーが「下部の呼吸器感染症」を患っていたとのことで、インナー・ロンドン特別区の上級検視官であるジュリアン・モリスによって診断されており、これで死後の調査は完了している。
シネイド・オコナーには音楽界から追悼の声が寄せられており、ガービッジ、スマッシング・パンプキンズのビリー・コーガン、R.E.M.のマイケル・スタイプ、アイス-Tらが追悼の意を表している。
先日、シネイド・オコナーの遺産管理団体は政治集会で彼女の楽曲を使ったドナルド・トランプを批判している。
シネイド・オコナーの遺産管理団体とレーベルのクリサリスは共同声明でドナルド・トランプに直ちに彼女の楽曲の使用を止めるように求めている。遺産管理団体は政治集会で“Nothing Compares 2 U”が使われたことについてシネイド・オコナーも「侮辱されたと感じて、うんざりし、傷ついたと言っても過言ではありません」と述べている。
「生涯を通してシネイド・オコナーは人道的な正直さ、やさしさ、公平さ、良識に基づいた厳格な道徳規範の下に生きてきたことでよく知られています」と共同声明には記されている。
「なので、ドナルド・トランプが政治集会で“Nothing Compares 2 U”を使ったことを知って憤慨しています」と声明は続けられている。「彼女自身が『聖書の悪魔』と評した人物によって彼女の作品を歪曲されたことで、シネイド・オコナーも侮辱されたと感じて、うんざりし、傷ついたと言っても過言ではありません」
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