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サクソンの結成メンバーであるベーシストのスティーヴ・ドーソンは過去の子どもへの性的犯罪で実刑判決を受けている。

72歳のスティーヴ・ドーソンは14歳未満の子どもに対する強制わいせつで有罪となり、6年の拘禁刑に処されている。

スティーヴ・ドーソンは1990年代にも6歳の少女にわいせつ行為を繰り返したことで拘禁刑に処されている。

サウス・ヨークシャー警察でこの事件を担当したロバート・ヒース刑事は判決を受けて次のように述べている。「スティーヴ・ドーソンは30年前幼くて、か弱い犠牲者に対して、このような恐ろしい犯罪を犯しながらも、逃げおおせると思っていました」

「彼女は名乗り出ることで並外れた強靭さを示しました。彼の悪行が彼女の人生を通して心に残ることは明らかです。今回の判決がこうしたトラウマとなった出来事から前に進む一助となることを願っています」

ロバート・ヒース刑事は次のように続けている。「この事件の結果はこうした犯罪にどれだけ真剣に対処しているかを示しています。こうした犯罪に遭ったことがあれば、どれだけ前であっても、名乗り出て通報する手助けになればと思います。私たちは耳を傾け、捜査して、加害者を法廷に立たせるためにいるのです」

スティーヴ・ドーソンは1975年の結成時からサクソンのベーシストを務め、1986年に脱退している。サクソンの前はグラハム・オリヴァーと共にSOBで活動していた。

スティーヴ・ドーソンは1979年発表のセルフタイトルのデビュー・アルバムから1985年発表の『イノセンス・イズ・ノー・エクスキューズ』まですべてのアルバムに参加している。

1995年にグラハム・オリヴァーが脱退すると、二人はオリヴァー/ドーソン・サクソンとして再結成して、2021年に引退するまで活動していた。

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