Photo: GETTY

ナイン・インチ・ネイルズのトレント・レズナーとアッティカス・ロスはニュー・アルバム、音楽フェスなどの計画について語っている。

ナイン・インチ・ネイルズは『GQ』誌の表紙に登場しており、今後の予定や取り組んでいる様々な試みについて語っている。ナイン・インチ・ネイルズの新作についてアッティカス・ロスは次のように語っている。「次のアルバムに取り掛かることが楽しみだと思っているんだ。今はアイディアを持っているところにいると思うんだ」

トレント・レズナーとアッティカス・ロスはルカ・グァダニーノ監督による2022年公開の『ボーンズ アンド オール』、ゼンデイヤが主演する2024年公開の『チャレンジャーズ』、これから公開が予定されている『クィア』の音楽を担当している。

また、トレント・レズナーとアッティカス・ロスは『一流シェフのファミリーレストラン』を手掛けたクリストファー・ストーラーによるTVドラマとマイク・フラナガン監督のホラー映画の音楽を手掛けることも明かしている。加えて、ファッションの分野にも進出し、無名のデザイナーとのTシャツラインを今夏末に発表する予定だという。

トレント・レズナーとアッティカス・ロスは「作曲家としてデビューとなるパフォーマンスを他の面白い人たち」と行う音楽フェスティバルを立ち上げることも明かしている。二人はエピック・ゲームズと共にクロス・リアリティのゲーム体験にも取り組んでいるという。

トレント・レズナーはクロス・リアリティのゲームについて次のように語っている。「ザッカーバーグが私たちにメタバースと呼ばせようとしたものだよね。もうそんな言葉は使わないけど、ツールキットという意味ではアーティストや体験のために何が可能かというレンズを通して考えることで、物語を伝える面白い方法だと思ったんだ」

先日、ナイン・インチ・ネイルズは子どもたちが1992年発表の楽曲“Wish”をカヴァーした映像が話題となっている。

また、ナイン・インチ・ネイルズのトレント・レズナーは『ザ・ダウンワード・スパイラル』がリリースから30周年を迎えたことに言及している。

「過去のことを振り返るのに、あまりに多くの時間を費やすことは私の場合、危険だと思うけれど、カレンダーのこの日には関心を奪われることになった」とトレント・レズナーは語っている。

「旧友よ、もうそんなに歳月が経ったのか? 28歳の私が言わなければならなかったタイムカプセルを聴くのに1時間をかけた。今でも興奮するし、胸が張り裂けそうになる。自分のことを大切に。すぐに会えればと思うよ」

Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ