クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジのジョシュ・ホーミはスーパーグループのゼム・クルックド・ヴァルチャーズを再結成させたいと語っている。
フー・ファイターズのデイヴ・グロール、レッド・ツェッペリンのベーシストであるジョン・ポール・ジョーンズから成るゼム・クルックド・ヴァルチャーズは2009年にデビュー・アルバムをリリースしているが、それ以来新曲をリリースしていない。
しかし、ジョシュ・ホーミは今回レディットでファンからの質問に答えて、「あのバンドを再結成させたい」と語っている。ゼム・クルックド・ヴァルチャーズが復帰するかどうかと訊かれて、ジョシュ・ホーミは次のように説明している。「ゼム・クルックド・ヴァルチャーズをもう一度再結成させるのは自分の仕事ではないんだよね。デイヴ・グロールの仕事だよ。自分の担当は歌詞を書いて、曲を書いてみようとすることだね」
ジョシュ・ホーミは次のように続けている。「デイヴにはこのことを知って欲しいんだけどさ。自分としてはゼム・クルックド・ヴァルチャーズを再結成させて、もう一度やってみたいんだ」
デイヴ・グロールも2021年にゼム・クルックド・ヴァルチャーズを再結成したい意向を表明しており、「いつかもう一度やってみたい」と語っている。
デイヴ・グロールはゼム・クルックド・ヴァルチャーズが始まった経緯についてジョン・ポール・ジョーンズの賞を渡すプレゼンターとしてロンドンに招待された時にアイディアが出てきたと語っている。「ゼム・クルックド・ヴァルチャーズはどんなドラマーにとっても夢のバンドだよね。3ピースによるリズム・セクションに参加することになるわけだからね。ジョシュはソロを弾くタイプじゃない」
「ジョシュはドラムを叩くし、ドラマーのようにギターを弾くんだ。ジョン・ポール・ジョーンズは音楽の歴史において最高のロックンロール・ベース・プレイヤーだろ。腰を据えて、一緒に演奏し始めたら、30秒か1分くらいで、これは本物のバンドだと分かったんだ」
ゼム・クルックド・ヴァルチャーズは新曲をリリースしていないが、2022年に行われたテイラー・ホーキンス追悼コンサートで一時的に再結成を果たしている。
ジョシュ・ホーミはデイヴ・グロール、ベック、アークティック・モンキーズのマット・ヘルダースらを迎えて一夜限りのチャリティ公演を行うことを発表している。
ジョシュ・ホーミはチャリティ公演の詳細を公式ソーシャル・メディアで発表している。3月20日にロサンゼルスのザ・ベラスコで開催される「ジョシュ・ホーミ&フレンズ」は「病気や障害と闘うミュージシャン、レコーディング・エンジニア、その家族を支援するために2013年に発足した」スウィート・スタッフを支援するものとなっている。
コンサートにはザ・キルズ、ジェシー・ヒューズ、ビル・バー、セイント・ヴィンセント、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのドラマーであるチャド・スミス、ジャスティン・ウィルマン、サラ・シルヴァーマンらも出演する。
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