リアム・ギャラガーは最近のインタヴューでザ・ストーン・ローゼズのギタリストであるジョン・スクワイアとのコラボレーション作を作った理由について語っている。
リアム・ギャラガーとジョン・スクワイアは3月1日にコラボレーションによるアルバム『リアム・ギャラガー&ジョン・スクワイア』をリリースしており、アルバムを引っ提げたツアーの初日となる公演を現地時間3月13日に行っている。
リアム・ギャラガーは『オルタナティヴ・プレス』誌のインタヴューでこのプロジェクトをやることになった動機について語っている。
「俺たちは金のためにやっているわけでもなければ、有名になるためにやっているわけでもないんだ」とリアム・ギャラガーは語っている。「だって、俺たちはどちらも既にあるからね。だから、単に音楽への愛としてやっているんだ。それはこのアルバムにも表れていると思うよ」
「誰かがバンドに入ってくれれば、それがすべてだよな。たとえ1人でもいいんだ。分かるだろ? 何かを始めるきっかけになるかもしれないし、ならないかもしれないっていうね」
同じインタヴューでジョン・スクワイアはマンチェスターという都市が優れたバンドを数多く輩出する理由について語っている。
ジョン・スクワイアは次のように語っている。「自分の経験で言うと、自分たちより前に成功したバンドが関係してくるんじゃないかな。ザ・スミスに関して言えば、俺たちはジョニー・マーの隣の部屋でリハーサルをやっていたんだ。ジョニー・マーは自分と一緒に学校に行っていた奴をドラマーにしていて、その人物は14歳の時に僕が初めて入ったバンドにもいた。彼のドラム・キットは段ボール箱とスーツケースで、モリッシーが入る前のジョニー・マーと一緒に演奏していたんだ。ザ・スミスがうまくいくのを見ていて、成功するにはロンドン出身じゃなくてもいいんだと思わせてくれた。それが関わってくるんじゃないかと思うんだ。こうした地域に住んでいて、人が成功するのを見るというのは、リアムもそうだったわけでさ。あいつも俺たちを見て、『自分にもできるかもしれない』と思ったんだ」
ジョン・スクワイアは次のように続けている。「天候とか、建物とか、産業的な遺産とかよりもそれのほうが大きいんじゃないかなと思う。いろんな街に素晴らしいバンドがたくさんいたんだと思うよ」
リアム・ギャラガーとジョン・スクワイアは現地時間3月14日にウルヴァーハンプトンで公演を行う予定となっており、その後、ダブリン、ニューカッスル、マンチェスター、リーズ、ロンドンで公演が行われる。
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