マリリン・マンソンは2019年以来となるライヴの日程が発表されている。
マリリン・マンソンは8月から9月にかけて北米で行われるファイヴ・フィンガー・デス・パンチのサポート・アクトを務める予定となっている。また、フロントマンのアレックス・テリブルが同性愛/トランスジェンダー蔑視の見解を表明して物議を醸しているスローター・トゥ・プリヴェイルもオープニング・アクトを務める予定となっている。
このライヴの日程は2021年2月に元交際相手のエヴァン・レイチェル・ウッドが性的虐待について告発して以降行われる初めてのものとなっている。マリリン・マンソンは他にも12人以上の女性から告発されることとなっている。
Marilyn Manson will be going on tour with Five Finger Death Punch (@FFDP ) this summer. Tickets available next week at the link in bio.https://t.co/NdP9xRYyMB pic.twitter.com/pL5W1I0EaG
— Marilyn Manson (@marilynmanson) March 8, 2024
それ以来、マリリン・マンソンについては数多くの訴訟が続いており、マリリン・マンソンは一貫して疑惑を否定している。
2022年3月、マリリン・マンソンはエヴァン・レイチェル・ウッドに対して名誉毀損の訴訟を起こしていたが、昨年5月、この訴訟は主張の柱となる部分が判事によって棄却されている。しかし、訴訟の一部はまだ係争中であり、裁判は今年5月1日に開かれる予定となっている。
今年1月、マリリン・マンソンはエヴァン・レイチェル・ウッドの弁護費用となる32万6956ドルを支払うよう命じられている。先月、マリリン・マンソンはエヴァン・レイチェル・ウッドの断続的な交際相手と説明されている第二の被告であるイルマ・ゴアの訴訟費用の支払いも命じられている。
イルマ・ゴアは16万ドル以上の訴訟費用があり、マリリン・マンソンの負担は50万ドル近くになる。この支払いは言論の自由を不当に訴えられた被告が弁護士費用を原告側に負担させることができるというカリフォルニア州の反SLAPP法に基づくものとなっている。
マリリン・マンソンはアシュリー・モーガン・スミスラインからも訴訟を起こされていたが、こちらは棄却されており、『ゲーム・オブ・スローンズ』シリーズでロスを演じているエスメ・ビアンコによる訴訟は和解に至っている。
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