ロッド・スチュワートは自身のバックカタログを1億ドル(150億円)で売却している。
ロッド・スチュワートはアーヴィング・エイゾフのアイコニック・アーティストと合意に至っており、同社は音楽出版権、原盤権、ロッド・スチュワートの肖像権を獲得することになっている。
アーヴィング・エイゾフによるアイコニック・アーティストはこれまでにザ・ビーチ・ボーイズ、シェール、ディーン・マーティンらのバックカタログの権利を買収している。
「アーヴィング・エイゾフと私は共に古株で、共通の敬意と好意をお互いに持っていたと思っています」とロッド・スチュワートは『ウォール・ストリート・ジャーナル』紙に声明を出している。「私のライフ・ワークも彼の手に渡るのであれば安心です」
『ウォール・ストリート・ジャーナル』紙によれば、アイコニック・アーティストは今週バックカタログへの投資に当てるため10億ドルの資本を調達していたという。
アイコニック・アーティストは昨年10月にグラハム・ナッシュのバックカタログの権利を買収している。
昨年、ジャスティン・ビーバーは約290曲の権利をヒプノシス・ソングス・キャピタルに2億ドル(約300億円)で売却したと報じられている。また、フィル・コリンズとジェネシスは原盤権と音楽出版権を3億ドル(約450億円)で売却している。
昨年9月、ケイティ・ペリーはケイティ・ペリーは自身の音楽の権利を2億2500万ドル(約330億円)で売却したと報じられている。
2020年、ボブ・ディランは自身の楽曲の出版権をユニバーサル・ミュージックに売却する歴史的契約を締結している。ボブ・ディランは約60年のキャリアに及ぶ全楽曲の出版権をユニバーサル・ミュージックに3億ドル(約450億円)で売却している。
一方、ロッド・スチュワートはエド・シーランについて「彼の曲はまったく知らない」とする一方で、ジョージ・エズラについては「途轍もない」と賛辞を寄せている。
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