Photo: Chris Phelps

ザ・キラーズはサプライズのクリスマス・プレゼントとしてソーシャル・メディアで未発表曲を公開している。

ザ・キラーズはソーシャル・メディアで音源を公開しており、「サンタはバッグに新曲を持っていた。メリー・クリスマス!」というメッセージを添えている。

曲名が明らかになっていないこの新曲は4分弱のもので、バンドの初期を彷彿とさせるニュー・ウェイヴ/ゴスの影響を受けた楽曲となっている。

未発表曲はこちらから。

先日、ブランドン・フラワーズはバンドの長期的なプランとしてロックに根ざした方向性を考えていることを示唆している。「自分が乗り込みたい車はシンセサイザーやレーザー・ビームが少ないものというのは分かっているんだけどね」と彼は説明している。

「それを模索しているところなんだ。珍しいだろうけどね。『サムズ・タウン』や『バトル・ボーン』、『プレッシャー・マシーン』といったレコードを作ってきたわけだけど、こうした作品ではあの手のサウンドは少ないだろ。別にそうしたサウンドを軽んじているわけではない。そうした音楽の多くが自分という人間を形成してきた。でも、歳を取るにつれて、自分という人間や自分の感じていることに忠実なものを作りたくなった。それには従わざるを得ないし、ギター・ミュージック、ロックンロール、アメリカーナといった音楽に向かっているんだと思う」

同じインタヴューの中でブランドン・フラワーズはザ・キラーズの4人全員が同じページに戻り、再びまとまったユニットとして活動する可能性についても語っている。「ゴールはいつだって4人のオリジナル・メンバー全員が自分たちのやっていることを自分のこととして誇りに思うことだった。でも、4人が別々の街で暮らしていると難しいんだ。無理なんだよ。君に言うのも変だけど、やりたいのはそういうことなんだ」

ブランドン・フラワーズはベスト盤『レベル・ダイアモンズ』のリリースに際して、これまでのキャリアを振り返っている。「個人的には自分が一番の厳しい批評家なんだ。自分たちのベスト盤をトム・ペティのベスト盤と較べてみて、足りていないものを確認するなんていう20年前にやっていたことをいまだにやっているんだ」

「でも、同時に思うのは『バンドが生き延びてきて、成長し、成熟して、誇りに思える素晴らしい音楽を作りながら、できる限り正直にやってきたよな』ということでもあるんだ」

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