Photo: GETTY

スリップノットのジェイ・ワインバーグは自身の脱退について初めてコメントしている。

ジェイ・ワインバーグはインスタグラムのストーリーで10年に及ぶ活動を経て解雇されたことを明かしている。

「11月5日の朝に電話をもらった時、寝耳に水で胸を痛めました。その直後にみなさんも知ることになる知らせを聞いたのです。しかし、私がクリエイティヴ面/アーティスト面で故郷だと思う素晴らしいコミュニティから受け取った溢れるような愛と応援には圧倒されていますし、感謝しています」

「混乱と悲しみもありますが、同じくらいの安らぎを与えてくれるものもあります。これを読んでいる方の多くは10年前、知り合ってもいませんでした。今は知り合いです。なので、表現しきれないほど感謝しています」

「これまでの10年間をみなさんと過ごし、音楽とアートの世界における特別な場所で愛を分かち合えたことは生涯の喜びとなりました」

先日、スリップノットはドラマーのジェイ・ワインバーグが脱退したことを発表している。

声明には次のように記されていた。「ここ10年間のジェイ・ワインバーグの献身と情熱に感謝したいと思います。ジョーイ・ジョーディソンのオリジナルのサウンド、スタイル、エネルギーに取って代われる人はいませんが、ジェイ・ワインバーグはジョーイ・ジョーディソンのパートを尊重して、ここ3枚のアルバムに貢献してくれました」

「私たち、バンド、ファンはそれを理解しています。しかし、これまで同様にスリップノットは進化していくつもりです。バンドはクリエイティヴな決断を下し、ジェイ・ワインバーグと袂を分かつことになりました。ジェイ・ワインバーグの幸せを願うと共に今後の展開を楽しみにしています」

ジェイ・ワインバーグは2014年発表のアルバム『.5:ザ・グレイ・チャプター』のリリースに先立ってスリップノットに加入している。ジェイ・ワインバーグは2013年12月に脱退したジョーイ・ジョーディソンに代わって加入している。ジョーイ・ジョーディソンは2021年に享年46歳で亡くなっている。

2020年、ジェイ・ワインバーグはバンドに加入したことのプレッシャーについて次のように語っている。「僕は他のメンバーほど長くこのバンドにいないから、学ぶことが多かったね」

「今でも目を見開いて、耳を傾けて、このバンドにアプローチしている。毎日、もっと学んでいるところだしね。個人としても、集団としても、このバンドが持っている可能性を理解していっているところなんだよ」

スリップノットはこれまでもいくつかのメンバー・チェンジを経験しており、2019年にはパーカッショニストのクリス・フェーンに代わってマイケル・パフが加入している。また、ベーシストのアレッサンドロ・ヴェンチュレラは2010年に亡くなったポール・グレイに代わって加入している。

広告 ザ・ビートルズの新作ドキュメンタリー『ビートルズ ’64』がディズニープラスで11月29日(金)より独占配信!

Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ