Photo: GETTY

スリップノットは一時ドラマーのジェイ・ワインバーグが脱退したことを発表している。ただし、その投稿は記事執筆時点で削除されている。

スリップノットはソーシャル・メディアで声明を発表して、「進化していく」ために「クリエイティヴな決断を下し」たと述べている。

声明には次のように記されていた。「ここ10年間のジェイ・ワインバーグの献身と情熱に感謝したいと思います。ジョーイ・ジョーディソンのオリジナルのサウンド、スタイル、エネルギーに取って代われる人はいませんが、ジェイ・ワインバーグはジョーイ・ジョーディソンのパートを尊重して、ここ3枚のアルバムに貢献してくれました」

「私たち、バンド、ファンはそれを理解しています。しかし、これまで同様にスリップノットは進化していくつもりです。バンドはクリエイティヴな決断を下し、ジェイ・ワインバーグと袂を分かつことになりました。ジェイ・ワインバーグの幸せを願うと共に今後の展開を楽しみにしています」

ジェイ・ワインバーグは2014年発表のアルバム『.5:ザ・グレイ・チャプター』のリリースに先立ってスリップノットに加入している。ジェイ・ワインバーグは2013年12月に脱退したジョーイ・ジョーディソンに代わって加入している。ジョーイ・ジョーディソンは2021年に享年46歳で亡くなっている。

2020年、ジェイ・ワインバーグはバンドに加入したことのプレッシャーについて次のように語っている。「僕は他のメンバーほど長くこのバンドにいないから、学ぶことが多かったね」

「今でも目を見開いて、耳を傾けて、このバンドにアプローチしている。毎日、もっと学んでいるところだしね。個人としても、集団としても、このバンドが持っている可能性を理解していっているところなんだよ」

スリップノットはこれまでもいくつかのメンバー・チェンジを経験しており、2019年にはパーカッショニストのクリス・フェーンに代わってマイケル・パフが加入している。また、ベーシストのアレッサンドロ・ヴェンチュレラは2010年に亡くなったポール・グレイに代わって加入している。

ジェイ・ワインバーグはブルース・スプリングスティーンのEストリート・バンドのドラマーだったマックス・ワインバーグの息子となっている。

スリップノットの最新作は2022年発表の『ジ・エンド・ソー・ファー』で、今年6月には6曲を収録したサプライズEP『アデラル』をリリースしている。

ドキュメンタリー『ボン・ジョヴィ:Thank You, Goodnight』をディズニープラスで見る 広告

Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ