Photo: GETTY

カニエ・ウェストとパートナーのビアンカ・センソリはヴェネツィアのボート上で公然わいせつを行ったとして「生涯利用禁止」となっている。

カニエ・ウェストはパートナーと共に運河のボートに乗っている最中に下着を下げた姿を撮影されており、公然わいせつの批判を受けていた。

今回、ボートを運営する会社はこの出来事によって他のボート会社も含めてカニエ・ウェストとビアンカ・センソリを生涯利用禁止にすることを発表している。

ヴェネツィア観光水上タクシーは『デイリー・メール』紙に対して画像が公開された後はカニエ・ウェスト陣営と距離を置いていると説明しており、運転手が気付いていたら船から追い出されていただろうと語っている。

「運転手は往来に注意しなければならず、わいせつ行為は見ていませんでした」とヴェネツィア観光水上タクシーは述べている。「もしそうなったら、直ちに船を降りて、違反者を警察に報告していたでしょう」

ヴェネツィア観光水上タクシーは2人と一緒にいた第三者が「船長の視界を遮ったため」出来事には気づかなかったとも述べている。

「このような行為と我々は無関係です。ウェスト氏と奥様は今後我々のボートに乗れることはないでしょう」とヴェネツィア観光水上タクシーは締めくくっている。

カニエ・ウェストもビアンカ・センソリもこの件についてコメントしていないが、一部メディアでは今後の音楽プロジェクトへの関心を集めるための売名行為だったのではないかとも報道されている。

昨年からカニエ・ウェストは一連の反ユダヤ主義的な発言、「ホワイト・ライヴス・マター」のTシャツの着用、ジョージ・フロイドの死因に対する主張などのために大きな批判を受けることとなっている。

カニエ・ウェストのコメントを受けてアディダスのほか、パリ・ファッション・ウィークでカニエ・ウェストをモデルに起用したバレンシアガも今後は仕事をしないことを発表している。また、金融機関のJPモルガン・チェース・アンド・カンパニーも取引をしないことを発表して、弁護士やタレント・エージェンシーも契約を解消している。

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