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デュラン・デュランのアンディ・テイラーは彼がバンドを脱退したのは「個人的なもの」ではなく、「クリエイティヴ面」が理由だったと明かしている。

アンディ・テイラーは1980年から2006年にわたってデュラン・デュランに断続的に在籍しており、昨年ロックの殿堂入りを果たす際もバンドと共演する予定となっていた。しかし、ステージ4の前立腺ガンの治療のために辞退している。

アンディ・テイラーの脱退については長年にわたってバンド内の確執が噂されてきたが、今回、62歳のアンディ・テイラーはバンドを脱退した理由について「クリエイティヴ面で、個人的なものではない」と語っている。

『クラシック・ポップ』誌のインタヴューでアンディ・テイラーはティンバランドが参加した2007年発表のアルバム『レッド・カーペット・マサカー〜美しき深紅〜』で外部の人間を迎えたことが「気に障った」と語っている。

「僕にはティンバランドのアルバムはできなかったんだよ。というのも、心を動かされなかったんだ」とアンディ・テイラーは語っている。「他の人には言っていたんだ。『なんでこんなことが必要なんだ?』ってね」

「あのバンドにはたくさんの才能がいるわけで、デュラン・デュランと曲を書くために他の人を連れてくる必要はないと思う。それが気に障ったんだ」とアンディ・テイラーは続けている。「自分の好きなようにしたかったわけじゃないんだ」

アンディ・テイラーはバンドを優先することができなかったと続けている。「一般的な感覚では『君もそっちに従うべきだ』という感じだろうけど、自分にはできなかった。何がそうさせたのかは分からないけどね」

「エレベーターのドアを閉められた感じで、見過ごすことができなかった。バランスがなきゃいけないわけだけど、自分にはそれが感じられなかった。『ノトーリアス』で脱退した時も同じ気持ちだったんだ。また惜しむことになるんだろうね」

今年3月、デュラン・デュランは元ギタリストのアンディ・テイラーとアルバムに取り組んでいることが明らかになっている。

ベーシストのジョン・テイラーは次のように語っている。「ロックの殿堂入り式典の2日前に爆弾とも言えるニュースが届いた時にはショックを受けたし、本当に悲しかったよ。今はアルバムに取り組んでいて、年末に出る予定なんだけど、彼がギターを弾いているんだ」

デュラン・デュランは8月30日にニュー・シングル“Danse Macabre”をリリースすることが決定している。

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