オリヴィア・ロドリゴはセカンド・アルバム『ガッツ』の曲を書いている時にジャック・ホワイトとセイント・ヴィンセントから寄せられた賛辞が明らかになっている。
『ニューヨーク・タイムズ』紙のインタヴューでオリヴィア・ロドリゴは新作のプレッシャーの中でジャック・ホワイトから褒め言葉をもらった経緯について語っている。
「彼と初めて会った時に、彼は私に手紙を書いてくれて、『あなたの唯一の仕事はラジオで聴きたい曲を書くことだ』と書いてあった」とオリヴィア・ロドリゴは語っている。「ラジオで聴きたい曲を書くことって実のところ、すごく難しいの」
セイント・ヴィンセントもアルバムの制作中に話をしたミュージシャンの一人で、オリヴィア・ロドリゴは彼女のことを師と評している。セイント・ヴィンセントは『ニューヨーク・タイムズ』紙に次のように語っている。「これほど若く、自分のある人と会ったことがない。自分のこと、自分のやりたいことが分かっていて、それを口にすることを恐れていないように思える。それに本当に素敵な女性よね。彼女が誰かの悪口を言っているのを聞いたことがない」
ビキニ・キルのキャスリーン・ハンナもオリヴィア・ロドリゴについて次のようにコメントしている。「彼女は発見よね……こうした若い女性、特にオリヴィアを見るのは魅力的なことだった。だって、彼女はソングライターとして進歩的な感じがするし、複雑な形で自分自身を表現していると思う」
キャスリーン・ハンナはオリヴィア・ロドリゴがライオット・ガールのシーンを認めていることの嬉しさについても語っている。「あのアンダーグラウンドな音楽スタイルが音楽を愛する人によってメインストリームでいい形で語られるのは素晴らしいことよね」
先日、オリヴィア・ロドリゴはセカンド・アルバム『ガッツ』のトラックリストを発表している。アルバムには12曲が収録され、“All American Bitch”、“Ballad Of A Homeschooled Girl”、“Love Is Embarrassing”、“Pretty Isn’t Pretty”といった楽曲が収録される。
オリヴィア・ロドリゴは英国レコード産業協会からイギリス国内だけで10億回の再生回数を突破した賞を受賞した最年少のアーティストとなっている。
2023年に立ち上げられたブリット・ビリオン・アウォードはイギリス国内で楽曲の再生回数の総計が10億回を突破したアーティストに贈られるもので、これまでにABBA、コールドプレイ、マライア・キャリー、ホイットニー・ヒューストン、ラナ・デル・レイ、クイーン、ベッキー・ヒル、ジェイムス・アーサー、リタ・オラ、ルイス・キャパルディ、エリー・ゴールディングがこの賞を受賞している。
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