元マッカビーズで、現在は86TVsとして活動しているフェリックス・ホワイトは10代の頃にHMVを出ていくノエル・ギャラガーを追いかけようとしたエピソードを語っている。
ラジオXの番組『ジ・イヴニング・ショウ』にゲスト出演したフェリックス・ホワイトは昔、ギャラガー兄弟を見かけた時のことを振り返っている。「オアシスには完全に夢中だったんだ」と彼は語っている。
フェリックス・ホワイトは16歳の時に『ヒーザン・ケミストリー』期のオアシスがニール・ヤングのパリ公演のサポート・アクトを務めた時にリアム・ギャラガーを見かけたと語っている。
「リアム・ギャラガーはユーロスターに乗っていたんだ。使い捨てカメラを持っていたんだけど、ものすごく緊張しながら、写真を撮ってもらえますかとお願いしたよ。彼はいいよと言ってくれて、完全にBボーイのスタンスで僕の隣で写真に収まってくれた。僕は顔が真っ赤だったよ」
「あれほど命がけで使い捨てカメラを守ったことはないね」とフェリックス・ホワイトは認めている。「あの時は世界で最もかけがえのないものだったんだ。いまだにあの写真は持っているよ」
一方、ノエル・ギャラガーを見かけた時はリアムの時ほどうまくいかなかったという。「ノエルに初めて会ったのはHMVにいる時で、ザ・スミスの『ハットフル・オブ・ホロウ』、ラヴの『フォーエヴァー・チェンジズ』なんかのアルバムを買おうとしていた。ノエルがこれらの作品について語っていたから買おうとしていたんだ」
フェリックス・ホワイトは次のように続けている。「そうしたらアルバムを買おうとしている時に友人が走ってきて、『ノエル・ギャラガーがいるぞ』と言うんだ。自分でも白くなるのが分かったけど、ノエルがオックスフォード・ストリートのHMVを出ていこうとしていたから、走っていって追いかけようとしたんだ。でも、手にはCDを持っていたから、HMVのセキュリティ・アラートが作動してしまったんだよ」
「ノエルは振り返って僕を見たけど、警備員も僕のところに来ていた。彼が僕を見ていたから、説明しようとしたんだ。『あなたが言ったから、このレコードを買おうとしたんだ』ってね」
先日、ノエル・ギャラガーはザ・ビートルズの今も生存しているメンバーとスーパーグループを結成してみたいと語っている。
ノエル・ギャラガーは長年にわたってザ・ビートルズから大きな影響を受けてきたことを公言してきており、かつてザ・ビートルズは「自分にとってのすべてだ」とも語っている。
ノエル・ギャラガーはポール・マッカートニーとリンゴ・スターとの「スーパーグループがあったら間違いなく参加する」と『ミラー』紙に語っている。
「自分が言い始めるのかどうかは分からないけどね」とノエル・ギャラガーは説明している。「誰とスーパーグループを組みたいかって? ポール・ウェラーともできるだろうし、ジョニー・マーともできるだろうね。それなら簡単だよ」
「リンゴ・スターとポール・マッカートニーだったら素晴らしいだろうね」とノエル・ギャラガーは続けている。
「リンゴ・スターとポール・マッカートニーとのバンドだぜ。想像してみろよ。誰が歌うかって、全員できるからな。金を払ってでも入りたいよ。ハーヴェイ・ゴールドスミスを呼んでくれ」
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