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レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのギタリストであるトム・モレロは先祖の故郷の地で名誉市民となり、鍵を贈られている。

トム・モレロはイタリアのピエモンテ州プラティリオーネで行われた式典に出席し、市長のジョヴァンニ・トルカノから名誉市民権を授与されている。

トム・モレロの高祖父であるカルロは1800年代後半にアメリカで暮らすためにプラティリオーネを離れる形となっていた。

トム・モレロはインスタグラムで次のように述べている。「モレロ家の祖先の故郷であるイタリアのプラティリオーネで名誉市民となり、鍵を贈られたんだ」

「バンドが演奏をしてくれて、子どもたちは大はしゃぎだった。数十人のモレロ家の従兄弟たちとパーティーをしたんだ。市長は青の衣装だった。街の広場でナチスとの戦いで亡くなった地元部隊の記念碑の横にギターの銅像が建てられたんだ」

先日、トム・モレロはロックの殿堂に対する自身の見解について語っている。

レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンはケイト・ブッシュ、ジョージ・マイケル、シェリル・クロウ、ミッシー・エリオット、ザ・スピナーズ、ウィリー・ネルソンと共に今年ロックの殿堂入りを果たすことが発表されている。

ブラジルの『ア・ラジオ・ロック』のインタヴューを受けたトム・モレロはロックの殿堂入りを果たすことについての感想を語っている。「よかったよ。5回ノミネートされてきたからね。5回目でやっと殿堂入りできて嬉しかったよ」

「ここ数年でロックの殿堂はより民主的になったように思っている。ラッシュやキッス、ジューダス・プリーストのようなこれまでは疎外されてきたハード・ロックのアーティストや、なかなか入れなかったスティーヴィー・レイ・ヴォーンも殿堂入りを果たすようになった。だから、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンにとってもいい場所になると思っているんだ。ブラック・サバスやAC/DC、パブリック・エナミー、ザ・クラッシュといった大好きなバンドに加わることになるわけだから。素晴らしい仲間たちだよね」

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