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元イエスのギタリストであるトレヴァー・ラビンは11年ぶりとなるソロ・アルバム『リオ』を10月6日にリリースすることを発表している。

新作『リオ』は2012年発表の『ジャカランダ』以来のソロ・アルバムで、ヴォーカルをフィーチャーしたソロ・アルバムは1989年発表の『キャント・ルック・アウェイ』以来34年ぶりとなる。

新作はソニー・ミュージック傘下のインサイドアウト・ミュージックからリリースされるとのことで、トレヴァー・ラビンは次のように述べている。「インサイドアウトとの契約はこの上なく自然で幸せなものだった。トーマス・ウェイバーと僕はしばらく前からの友人で、一緒に仕事をしたいと常々思っていたんだ。このプロジェクトの完成が近づいた頃、僕はトーマスに連絡した。それくらいシンプルな話さ。インサイドアウトのチームと仕事ができて、ソニー・ファミリーの一員になれるのは、最高にハッピーなことだよ」

インサイドアウト・ミュージックのトーマス・ウェイバーは次のように続けている。「トレヴァーと組むことは、私にとってもレーベルにとっても、バケットリスト(将来やりたいことのリスト)のひとつが叶った大きな瞬間でした。 80年代初めに彼一流の作曲スタイルのファンになってからというもの、ずっと彼に注目してきました。 彼はロックミュージック界の真の偉人のひとりです。『リオ』は我々の望みすべてを体現するとともに、それ以上のものを与えてくれる作品です!」

トレヴァー・ラビンはこれまでに『コン・エアー』、『アルマゲドン』、『タイタンズを忘れない』、『ディープ・ブルー』、『60セカンズ』といったサウンドトラックを手掛けており、近年はイエスの元メンバーであるジョン・アンダーソンとリック・ウェイクマンとともにアンダーソン、ラビン&ウェイクマンを結成している。

「この10年間にわたってアイデアやコンセプトがあったけれど、忙しいスケジュールの都合で実行に移せなかった」とトレヴァー・ラビンは説明している。「年月があっという間に過ぎ去っていったというのが正直なところだね。今こそ形にするべきだと確信して、いったん勢いに乗ったら四六時中アルバム作りに取り組んだよ」

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