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ガンズ・アンド・ローゼズのギタリストであるスラッシュはバンドの伝記映画は当分作られることはないだろうと語っている。

『ヤフー!・エンタテインメント』のインタヴューでスラッシュはガンズ・アンド・ローゼズの伝記映画を作ることには乗り気かと訊かれて、次のように答えている。「近い将来、実現することはないと思うね」

スラッシュは次のように続けている。「今後ずっとないと言っているわけじゃない。だって、分からないからね。今のところ思うのは当分先だということだね。でも、どんなものになるのか想像がつかないよ。まずはバンドのメンバーを演じる俳優を探すというのもあるかもしれないけど、音楽シーンでの生活、ミュージシャンの日常なんかを芝居で描いていくことになるわけだからね」

スラッシュはバンドの伝記映画の大半が「捏造ないしは過剰に誇張されたデタラメ」だと自身の見解を語っている。

「実際、本物だと感じられる映画なんて滅多にない。だから、自分はそこに加わりたくないんだ。本当に正しいことになるとは思えないんだよ。よくない作品をたくさん観てきたから、怖いところがあるんだよね」

スラッシュは伝記映画に取り組むことには否定的だが、映画『バービー』やホラー映画『ザ・ブリーチ(原題)』など、様々な映画に関わってきている。

今年3月、ガンズ・アンド・ローゼズのギタリストであるスラッシュはホラー映画を手掛ける新たな企業を立ち上げたことが明らかになっている。

スラッシュは映画プロデューサーのマイケル・パスト、ジェイムス・フラー、配給会社レイヴン・バナーのアンドリュー・T・ハント、『ル・モルグ』誌のロドリゴ・グディーノ、ハンガー18・メディアのパシャ・パトリッキと協力して、「バーサーカーギャング」と題したパートナーシップを結んだことを発表している。

『ヴァラエティ』誌に出した声明でスラッシュは次のように述べている。「自分はホラー映画の大ファンで、特にみんなを本当に怖がらせていた頃のホラー映画が大好きなんだ」

「プロデュース業の中核に入って、挑戦してみて、自分の観たい映画を作りたいと思う」

一方、アクセル・ローズは先日、ギタリストのスラッシュが58歳の誕生日を迎えたことを受けてスタジアムに“Happy Birthday”を歌うように促している。現地時間7月22日にギリシャのアテネ・オリンピック・スタジアムで行われた公演でアクセル・ローズは50000人の観客と共にスラッシュに向けて“Happy Birthday”を歌っている。

スラッシュはそれを受けて公演後に次のようにツイートしている。「アテネ、ヨーロッパ・ツアーの素晴らしい最後の夜をありがとう。みんなは途轍もない以外の何物でもなかった。ずっと忘れられない完璧なはなむけになったよ、乾杯」

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