TOM MARTIN/NME

Photo: TOM MARTIN/NME

報道によれば、ナイン・インチ・ネイルズのロゴを政治活動に使用したカナダの政治家たちがトレント・レズナーからロゴの使用停止を求められている。

ロゴを使用したのはレイチェル・ノトリー氏(アルバータ州首相)、ドン・アイヴソン氏(エドモントン市長)、ナヒード・ネンシ氏(カルガリー市長)で、この3名の名字のイニシャルを合わせると“NIN”となり、バンドのロゴと3名の名字、「ノットリ―・アイヴソン・ネンシ」とスローガン「アルバータを共に作り上げる」がプリントされたTシャツを作成していた。

しかし、先日CBCの取材でアイヴソン氏はロゴの使用には「違反」があったと打ち明けている。

ドン・アイヴソン市長によると「商標に関して懸念事項があると忠告を受けた。基本的にはロゴの使用の停止命令だ」

Tシャツを受け取ったかとの質問には、「コメントしないようにと弁護士から言われているんだ」と笑って答えている。

レイチェル・ノトリ―首相は以前、バンドのモトリー・クルーをもじった「ノトリー・クルー」Tシャツを販売したことがある。

NINのロゴを使用したTシャツの画像は下記の通り。

一方、ナイン・インチ・ネイルズのフロントマン、トレント・レズナーは6月30日に開始した新たなストリーミングサービス、アップル・ミュージックについてコメントしている。

トレント・レズナーはアップルに買収される前のビーツ・エレクトロニクス社でチーフ・クリエイティヴ・オフィサーを務めていた。今もアップル・ミュージックで同様の職務に就いており、プラットフォームや新たなラジオ局である「Beats 1」の開発を行っている。

トレント・レズナーは『ローリング・ストーン』紙の取材で、買収された後も同社での仕事を続けたことについて語っている。「音楽を人々にとってより重要なものにするなら、それが何であれ、協力するに値すると思ったんだ」

「リスナーが、もはやCDを再び購入したり、CDに対して余分なお金を払って満足する時代ではなくなったことは事実だよね。仲間のほとんどが俺と同じ苦境に立たされている。音楽を売るだけでは稼げない時代だ」

「世界中の全ての音楽を聴くことができるようになるのは、素晴らしいことだ。しかし、それと同時に、厖大な音楽を案内するシステムが必要になってくる。今はすべての音楽を聴くことができる。それは逆に、音楽を素晴らしい体験にすることも難しくしていると思う」

トレント・レズナーは「今となっては数少なくなった独立系のレコード・ショップで、たとえばアメーバ・レコーズに行って、注意深く、愛をもって選ばれた音楽に喜ぶのはとても面白い体験だよね。まったく知らなかった音楽を手に抱えて、その音楽を聴いたり、共有したり、体験したりすることを楽しみにしながら店を出る。そんな感覚を追求したいんだ」と語っている。

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