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ハリー・スタイルズはオーストリアのウィーンで行った公演で投げられたものが目に当たることとなっている。

現地時間7月8日にエルンスト・ハッペル・シュターディオンで行った公演でハリー・スタイルズは正体不明の物体が顔に当たる様子が撮影されている。映像ではハリー・スタイルズが痛みにうずくまり、顔を手で覆って、歩みを止めている。

投げられたものが何なのか、これでハリー・スタイルズが怪我をしたのかは現時点で明らかになっていない。

携帯電話を投げられて顔を縫うことになったビービー・レクサを初め、ここ数週間ではステージにいるアーティストに物が投げつけられる事件が相次いでいる。P!NKはロンドンのハイド・パークで行った公演で母親の遺灰をステージに投げられる事態ともなっている。リル・ナズ・Xは性具をステージに投げられて、ライヴを中断していた。

他にもケルシー・バレリーニは観客から投げつけられたものが顔に当たっており、ドレイクも21サヴェージと行っている北米ツアーの初日に携帯電話を投げられている。

こうした事態を受けてアデルはラスベガスの連続公演でアーティストに「物を投げるのを止めるように」呼びかけている。

アデルはシーザーズ・パレスのコロシアムで行っている連続公演でTシャツのマーチャンダイズを客席に向けて銃で発射するセクションの前にこの件に言及している。「ライヴのエチケットを忘れて、ステージに物を投げている人がいるのを知っているかな? 観たことある?」とアデルは尋ねている。

「私に向かって物を投げてきたら殺すわ」とアデルは述べている。「アーティストに物を投げるのは止めてほしい」

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