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ロッド・スチュワートのパフォーマンスを途中で止めたという噂を流されたことでプリマス市長は激しい非難を浴びることになったと報じられている。

現地時間6月24日にプリマスにあるホーム・パークでロッド・スチュワートは公演を行ったが、終演予定時間だった22時30分を守るためにアンコールで“Sailing”を披露する前に機材の電源を切られる格好となっている。

プリマス市長のマーク・シェイヤーは『プリマス・ライヴ』に対して次のように語っている。「電話が寄せられ始めることになりました。かなりの人が電話をかけてきました。地元の店舗で暴言を浴びせられたこともあります」

マーク・シェイヤーは次のように続けている。「巻き込まれたことに恐怖を感じています。6月24日の軍隊記念日に私の最も好きな曲の一つをロッド・スチュワートが歌うのを止めるなんてバカげています。怒り心頭です」

マーク・シェイヤーの父親は英国海軍に所属しており、彼の墓碑には“Sailing”の一節が刻まれているという。「ロッドがあの曲を歌うほど重要なことをどうして私が止めたりするでしょうか?」

プリマス市議会の広報担当社は次のように述べている。「ソーシャル・メディアの噂や報道は不正確で根拠のないものです。プリマス市議会やホーム・パークは土曜日のコンサートを途中で止めるようにロッド・スチュワートに言ったことはありません。市長が出演者に止めるように言ったとうのも事実ではありません。市長はコンサートの場にいませんでした」

皮肉にもこの出来事はラナ・デル・レイが終演予定時間のためにグラストンベリー・フェスティバルのステージを途中で切り上げた日と同じ日に起こっている。ラナ・デル・レイは髪のセットを理由に自身のパフォーマンスを予定よりも30分遅れて始めていた。

一方、ロッド・スチュワートは2023年の大規模なツアーの後は「ロックンロールの曲から離れる」ことを計画していると語っている。

BBCブレックファストに出演したロッド・スチュワートは「引退」はしないが、ロックからスウィングへと音楽ジャンルを変更することを考えていると語っている。

「引退をするつもりはないよ」とロッド・スチュワートは語っている。「ジュールズ・ホランドとスウィングのアルバムを作ったところなんだ。これは来年出ることになるんだけど、そっちの方向に進みたいんだ。ロックンロールの曲から離れることをやってみたいんだよ」

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