Photo: GETTY

行方不明になっている潜水艇「タイタン」に乗っているヘイミッシュ・ハーディングの連れ子であるブライアン・サスはブリンク182のライヴに行っていたことへのカーディ・Bの批判に反論している。

ヘイミッシュ・ハーディングと他4名を乗せた潜水艇は6月19日から行方不明になっている。彼らはタイタニックの残骸を海底深くで見学するツアーの旅行客として潜水艇「タイタン」に乗っていた。

ブライアン・サスは失踪後にブリンク182の再結成ライヴに足を運んでいたことが話題となっていた。

ブライアン・サスはブリンク182のサンディエゴ公演の会場外で撮影した写真をフェイスブックに投稿して、次のように述べている。「ここにいることは不愉快かもしれないけど、僕の家族はブリンク182のライヴに参加することを望んでいたんだ。僕のお気に入りのバンドだし、音楽は困難な時も助けになってくれるからね」この投稿はその後削除されている。

しかし、ブライアン・サスの行動にはカーディ・Bからも批判が寄せられており、彼女はインスタグラムで次のように語っている。「大富豪の1人が潜水艇に乗ったまま、海中で行方不明になったけど、その連れ子はブリンク182のコンサートに行っていた」

「みんなは『どうしていればよかったんだ? 家で悲しみに暮れていればいいのか? 彼も捜索に行くべきだったのか?』と言っているけど、そう、 家で悲しみに暮れていればよかった」

「その人のために泣き、最新情報を聞こうと電話の横で待っていればよかった。億万長者なのに、誰も気にかけてないなんて悲しいでしょ。行方不明になったのに、コンサートで楽しむ気だったなんてクレイジーよね。それだったら、一文無しで貧しくても、愛されていることが分かったほうがいい」

ブライアン・サスはこの批判に反論して、彼女のことを「低俗」として「品格を持つ」べきだと述べている。

「なんてくだらない低俗なセレブリティなんだ。カーディ・Bは僕や家族の災難に便乗しようとしている」とブライアン・サスは今は消されたツイートで述べている。「家に留まってニュースを観るより乗り切るためにブリンク182のコンサートに行った。みっともない。カーディ、品格を持ってほしいね」

ヘイミッシュ・ハーディングはこれまでも数々の冒険をしてきたことで知られ、南極を二度訪れたほか、ジェフ・ベゾスによる「ブルー・オリジン」の有人飛行で宇宙も訪れている。2021年にはマリアナ海溝最深部の潜水時間の最長記録も達成している。インドのメディア『ザ・ウィーク』に対してヘイミッシュ・ハーディングはこうした試みのリスクを認識しているとして「何か問題が起きたら、戻ってこられないだろう」と述べていた。

ドキュメンタリー『ボン・ジョヴィ:Thank You, Goodnight』をディズニープラスで見る 広告

Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ