サンタナは長編ドキュメンタリー映画『カルロス』が今年のトライベッカ映画祭で6月17日にビーコン・シアターにて世界初上映されることが決定している。
キャリア50年を超えるカルロス・サンタナの膨大なアーカイヴから発掘された未発表映像や音源をフィーチャーしたこの映画は、14歳のストリート・ミュージシャンだったカルロスが、1969年のウッドストック・フェスティヴァルでの伝説的パフォーマンスや1970年発表のアルバム『天の守護神』で一躍トップ・ミュージシャンの仲間入りを果たし、世界的センセーションへと上り詰めた物語を追ったものとなっている。
監督は『ザ・センテンス』や『We Are: ブルックリンセインツ』で知られるエミー賞受賞歴のある映像作家のルディ・ヴァルデスが担当している。
ルディ・ヴァルデスは本作について次のように語っている。「カルロス・サンタナのストーリーを僭越ながら監督として伝えられることを光栄に思っています。カルロスは真の先駆者であり、実に多くの人々にとってとても大きな意義のある存在であり続けてきました。この映画が、人間性によって定義されたひとつの人生を称えるものであることを願っています。メキシコ人の移民であり有色人種としての彼に世間が課した境界線や予測を吹き飛ばしたのを見て、私は驚くほど強い衝撃を覚えました。このストーリーを世の中に出すことに胸を躍らせています」
昨年7月、カルロス・サンタナはミシガン州で行われた公演のステージ上で倒れたことについてマネージメントが声明を発表している。
マネージャーのマイケル・ヴリオニスは以下の声明を発表している。「ロック・レジェンドのカルロス・サンタナは7月5日にミシガン州で行われたコンサートで熱中症と脱水症状に襲われました。デトロイトの北東40マイルにあるクラークストンの屋外アンフィシアター、パイン・ノブ・ミュージック・シアターからマクラーレン・クラークストンの救急科に搬送されて、経過観察中で、大丈夫です」
その後、カルロス・サンタナはフェイスブックに次のように投稿している。「みなさんの尊い祈りに感謝します。シンディと私は元気に、寛いでいます。水を飲むのと食べるのを忘れてしまったのです。それで脱水症状となり、倒れてしまいました。みなさんに恩恵と奇跡を」
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