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ブラーはマドリードでのプリマヴェーラ・サウンドが中止になったことを受けて、現地時間6月8日に無料ライヴを行っている。

ブラーはマドリードでのプリマヴェーラ・サウンドの初日に出演する予定だったが、「ここ数週間で続いた厳しい天候のためにフェスティバルの事前準備に影響を与えることになった」として中止されている。

この決定は「木曜日の午後に激しい嵐を伴う悪天候が予想される」ことを考慮したものであることも発表されている。中止の影響を受けたアーティストは他にヤード・アクト、ホールジー、ゴースト、ル・ティグラ、ターンスタイルらがいる。

この決定を受けて、ブラーはプリマヴェーラ・サウンドのチケットを持つ人を対象にマドリードで無料ライヴを行っている。この日のライヴでは“Country Sad Ballad Man”が2015年以来となる形で、“Sing”が2013年以来となる形でライヴで演奏されている。

この日のセットリストは以下の通り。

St. Charles Square
There’s No Other Way
Popscene
Trouble in the Message Centre
Tracy Jacks
Chemical World
Beetlebum
Country Sad Ballad Man (First time live since 2015)
Villa Rosie
Coffee & TV
End of a Century
Parklife
To the End
Sing (First time live since 2013)
Intermission
Advert
Song 2
This Is a Low
Encore:
Girls & Boys
Tender
The Narcissist
The Universal

先日、ブラーはニュー・アルバム『ザ・バラード・オブ・ダーレン』のレコーディングについて記者会見で語っている。

「完全に楽しい瞬間というのがあったんだ」とベーシストのアレックス・ジェームスは語っている。「冒頭を飾る新曲で『すごい。自分たちは取り戻したんだ』と思った。ちょっとした瞬間だったけど、ベースの大半を快適なソファでレコーディングしていたのに、立ち上がって、飛び跳ねることになったんだ。我を忘れたね。素晴らしかったよ」

アレックス・ジェームスは次のように続けている。「実のところ、別世界に行って、また戻ってきて、一緒にやってみると、全員なにがしか学んだものがあるんだ。そうそうあることじゃないから、新鮮だし、特別なことで、最初のリハーサルからまさにそんな感じだったよ。僕らが一緒に演奏すると、何か特別なものが常にあるんだ。最初からそうだった。充実感を感じるし、恵まれていると思うよ」

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