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フォール・アウト・ボーイは人間の涙が入った最新作『ソー・マッチ・(フォー・)スターダスト』のアナログ盤を発売することを発表している。

「Crynyl(クライナル)」のアナログ盤は「最大限の感情の忠実度」を再現するべく、実際に涙を盤面内に閉じ込めたものとなっている。トレイラー動画に登場したベーシストのピート・ウェンツは涙を採取される様子を撮影されている。

50枚限定となるこの商品は涙の入った両面LPがティッシュディスペンサーが組み込まれたゲートフォールド・ボックスに入れられている。

この商品は瞬く間に完売しているが、プレゼント用に数枚確保してあることをバンドは明らかにしている。

3月の時点でピート・ウェンツは玉ねぎを切ったり、ティアスティックを使ったり、パトリック・スタンプとの友人関係を振り返ったりと、この秘密のプロジェクトを予告する動画をインスタグラムに投稿していた。

フォール・アウト・ボーイは『ソー・マッチ・(フォー・)スターダスト』をリリースしてから、2018年発表の『MANIA』がバンドに対して厳しい風潮の中で生き残ろうとする試みから生まれた作品だったと語っている。

最新作『ソー・マッチ・(フォー・)スターダスト』はロックのルーツへの回帰かと訊かれて、ピート・ウェンツは次のように語っている。「『MANIA』での僕らの思いというのは文脈から外れてしまっているように感じているんだ。2枚前はバンドにとってやさしくない風潮の中でアルバムを作っていた。そして、どうやって生き残ればいいのかを見つけようとしていた。バンドが存在することを望まないゾンビたちと戦う『ザ・ラスト・オブ・アス:ポップ・ラジオ・バージョン』のようだったよ」

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