Matt Crockett

Photo: Matt Crockett

ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズは来たるニュー・アルバムより新曲“Dead To The World”の音源が公開されている。

新曲“Dead To The World”は6月2日にリリースされる通算4作目となる新作『カウンシル・スカイズ』に収録される。

“Dead To The World”のリリック・ビデオはこちらから。

“Dead To The World”が初オンエアされたBBCラジオ2のジョー・ワイリーの番組でノエル・ギャラガーは次のように語っている。「これまで書いた中でも最も気に入っている曲の一つだよ。特にハイ・フライング・バーズではね。すごくオーケストラな感じなんだ。ドラムはまったくなくて、自分の弾くアコースティック・ギターとピアノ、オーケストラ、そしてベーシストなんだ」

「実は面白いことにアルゼンチンに行く時は特定のホテルに滞在するんだけど、アルゼンチンのファンは世界でも最高なんだ。24時間、たくさんのキッズがホテルの外にいて、交代で来ていて、夜はギターを持ってくるんだよ。ある夜、時差ボケかなんかで眠れなかったら、駐車場でオアシスやハイ・フライング・バーズの曲を歌っていてね。歌詞は間違っているから、飲みながら『歌詞が違うな』と思うんだけど、この曲はそのことを書くところから始まった。『君に曲を書くよ/長くはかからない/歌詞を変えられてしまうから/君はいまだに間違うんだろうけど』と、そんな感じで書き始めて、これは最終的に2つ目のヴァースになった。でも、すごくパーソナルな曲なんだ。聴いてもらえれば、なんでか分かってもらえると思う。言い争いにも疲れてしまっているという曲なんだけどね。だから、“Dead To The World”というタイトルなんだ。バンドメンバーのフランス人の女性に曲を意味を説明しなきゃならなかったんだけど、ぐっすり寝ていることだと言ったよ」

2017年発表の『フー・ビルト・ザ・ムーン?』に続く新作はノエル・ギャラガーにとって過去を取り戻し、マンチェスターのルーツにオマージュを捧げているという。『カウンシル・スカイズ』は「これまで最も多様で、完成度の高いソロ作品」と評されている。

「原点に帰ったんだ。白昼夢の中、空を見上げて、人生がどうなるんだろうと思いを巡らす。それは90年代前半と同じように自分にとっては真実なんだ」とノエル・ギャラガーは説明している。

「貧困と失業の中で育つ中で、音楽がそこから連れ出してくれた。テレビの『トップ・オブ・ザ・ポップス』は火曜日の夜をファンタジーの世界に変えてくれた。それが自分の思う音楽のあるべき形なんだ。自分の音楽も気分を高め、何かを変えるものであってほしい」

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