ロッド・スチュワートはエセックスのハーロウにある国民保健サービスの病院を訪れて、MRIスキャンの待ち人数を減らすためにその日の費用を負担している。
ロッド・スチュワートは国民保健サービスの状況について最近もコメントしてきており、「口先だけではない」ことを証明したかったと語っている。彼はUKの様々な場所でのMRIスキャンの費用を負担したいとも語っていた。
プリンセス・アレクサンドラ病院の執行責任者のステファニー・ロートンはロッド・スチュワートの寄付によってMRIスキャンの待ち人数が10%減ったと述べている。ロッド・スチュワートの援助のおかげでこの日、全部で20人の患者がMRIスキャンを受けている。
先月、ロッド・スチュワートは『スカイ・ニュース』のインタヴューで国民保健サービスの現状を非難しており、過去最長になっている地域もある現在の「バカげた」待ち人数を批判していた。その時のインタヴューでロッド・スチュワートは待ち人数を減らすためにMRIスキャンの費用を負担したいと語っていた。
ロッド・スチュワートはハーリー・ストリートのプライベート・クリニックで自分自身の検査を行った時にこうした活動をしたいと思ったと述べている。
「病院に入っていって『申し訳ない。30分遅れてしまった』と言ったら、『大丈夫です。今日はほとんど人がいませんから』と言われたんだ」と彼は説明している。「(プライベート・クリニックには)ほとんど何もしてない人たちが8人もいるんだよ。これはひどい不公平だと思った。それで、こんなことになっているんだ」
「これがうまくいったら、うまくいくと思っているんだけど、ベルファスト、ダブリン、エジンバラ、グラスゴー、マンチェスターでもやってみたい。続けていって、他の人も自分に加わってくれればと思う。というのも、口先だけではないことを証明したかったんだ。約束を守ることを証明したくてやっているんだ」
ロッド・スチュワートはストライキも行われている看護師の給与についてもコメントしている。「看護師に支払う金は財源にあるはずなんだ。2年前は彼らに拍手をしていたのに今ときたら、彼らを祝福してほしい。一生懸命働いているからね。鏡となる人々だからね」
国民保健サービスについて彼は次のように続けている。「これは解決しなければいけないんだよ。苦境にあるからね。政治的なことを言えば、ウクライナにはF-16を送ってほしいね。あなた次第だよ、首相」
ステファニー・ロートンは次のように述べている。「ロッドは地元の住人で、私たちは地元の病院です。患者の利益のために彼や彼のチームと取り組めるのは楽しかったです。待ち人数を減らすためにあらゆることをやりました」
ロッド・スチュワートは2019年に前立腺ガンと診断されたが、早期の発見だったために完治している。
ロッド・スチュワートは『スカイ・ニュース』のインタヴューで長年、保守党の支持者だったが、この危機を解決するために「現政権は身を引いて、労働党に任せるべきだ」と述べている。
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