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マイク・シノダはリンキン・パークとしての新曲の可能性について語っている。

リンキン・パークが最後にリリースしたアルバムは2017年発表の『ワン・モア・ライト』となっている。同年にヴォーカリストのチェスター・ベニントンが亡くなったことで、バンドはそれ以降活動を休止している。

昨年5月、マイク・シノダはバンドの現状について「数週間ごと」にバンド・メンバーと話し合いをしているとしつつも「そんなに騒がないでくれ」と語っていた。「ツアーもなければ、新曲も、アルバムも計画にはない。だから、これだけは言わせてほしいんだけど、今はそういうことはないということを覚えておいてほしい」

しかし、今回『KROQ』のインタヴューでマイク・シノダはグループとしての新曲の可能性について語っている。

『メテオラ』の20周年記念盤について語るなかでマイク・シノダは司会のニコル・アルヴァレスから「こうした何周年とかがあると、ファンはツアーに出るのではないかと想像するものです。そうした期待にどう対処していくつもりですか?」と尋ねられている。

「言うとすれば、そうした期待には前々から対処しようとしてきたんだけど、ここ数年は特にそうだった」とマイク・シノダは語っている。「話し合っていることもあれば、話し合っていないこともある。今回のリリースについては話し合っていないことはあんまりないと思う。ツアーが唯一話し合ってないことだね。今はツアーをすることはないよ」

「他のことについても、みんな『あれはできるだろうか?』『これはできるだろうか?』と考えると思うんだけど、その多くに『イエス』と答えられると思うよ」

リンキン・パークは2月10日に『メテオラ』期の未発表曲“Lost”が公開されている。プレス・リリースでマイク・シノダは次のように語っている。「この楽曲を見つけ出したときは、以前撮ったことさえ忘れてしまっていたお気に入りの写真を見つけ出したような感覚だったよ。まるでその姿を現すのに絶好のタイミングを待っていたかのような感じだった」

「何年もの間ファンのみんなから、チェスターのヴォーカルが聴ける何かしらの音源をリリースして欲しいと言われていたんだけど、こんなスペシャルな形でそのリクエストを実現させることができて、感激している」

マイク・シノダは次のように続けている。「『メテオラ:20周年記念盤』に収録されている素晴らしい未発表曲やビデオ映像などを目の当りにしたら、みんな圧倒されるだろうね」

マイク・シノダは映画『スクリームVI』に新曲を提供していることも明らかにしている。

「僕がプロデュースした他の人の曲もあるし、自分自身の曲もある。それにリンキン・パークの曲もあるんだ。リンキン・パークのファンのためにやることはこれだけじゃない。だから、リンキン・パークのファンにとってはいい時期になると思うよ」

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