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NOFXは2023年に行われる最後となるツアーのUKでの2公演を発表している。

昨年9月、フロントマンのファット・マイクはインスタグラムで1983年に結成されたNOFXの最後のツアーを2023年に行うことを示唆していた。「素晴らしい活動だった」と彼は当時振り返っていた。

先日、NOFXは4月から9月まで行われる最後となるツアーの第1弾の日程を発表していた。

「これはモトリー・クルーやブラック・サバスのファイナル・ツアーとは違う」とファット・マイクはプレス・リリースで述べている。「これらがNOFXとしてやる最後の公演になる。心を込めて演奏するつもりだよ。あとは喜びも込めてね。それで、俺たちは終わりになる。本当に終わりだ」

今回、UKで開催されてきたスラム・ダンク・フェスティバルはNOFXにとって最後のUK公演となる「2つの単独公演」を発表している。

NOFXは5月26日にリーズのテンプル・ニューサムで公演を行い、5月28日にはハットフィールド・パークで公演を行う。

「印象的なバックカタログから2枚のアルバムが各日フルで演奏され、その他の曲も披露されるので見逃せないものになるでしょう」と主催者はソーシャル・メディアで述べている。

リーズ公演では1994年発表の通算5作目『パンク・イン・ドラヴリック』、2006年発表の通算10作目『ウルヴス・イン・ウルヴス・クロージング』が披露され、ハットフィールド公演では1997年発表の『ソー・ロング・アンド・サンクス・フォー・オール・ザ・シューズ』、1992年発表の『ホワイト・トラッシュ、トゥー・ヒ―ブス・アンド・ア・ビーン』が披露される。

「この見逃せない公演の両方に行きたくて、既にスラム・ダンク・フェスティバルの北部チケットをお持ちの方はチケット販売所に連絡をすれば、5月27日のスラム・ダンク・フェスティバルの南部チケットに変更することができます。素晴らしい3日間を送れるのです」

5月27日にハットフィールドで、5月28日にリーズで開催されるスラム・ダンク・フェスティバル2023はエンター・シカリとオフスプリングがヘッドライナーを務めることが決定している。

12月にNOFXのギタリストであるエリック・メルヴィンは最後のツアーを行った後も新曲をリリースする可能性があることを示唆している。「彼はまだNOFXのアルバムをレコーディングして、リリースしたいと思っているんだ」とエリック・メルヴィンはファット・マイクについて語っている。「だから、様子を見てみることにするよ。だから、連携することもできるし、そうしなきゃいけないってわけでもないんだ」

NOFXは12月に最新作『ダブル・アルバム』をリリースしている。また、ファット・マイクは「ヒップホップ、ニュー・ウェイヴ、フラメンコ、ザ・ビートルズを横断するジャンルの流動的な集団」として新バンドのコーディフェンダントを始動させている。

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