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デュラン・デュランの元ギタリストであるアンディ・テイラーは自身の抱えるステージ4の前立腺ガンについて語っている。

アンディ・テイラーは4年前に前立腺ガンと診断されており、昨年デュラン・デュランがロックの殿堂入りを果たした時に再結成する予定だったが、治療のためにこの機会を見送っている。

今回、『5ニュース』に出演したアンディ・テイラーはジョギング中に「関節炎のような痛み」に気づいた直後にガンであることを知ったと説明している。「それ以上のものだとは思っていませんでした」とアンディ・テイラーは最初の症状について語り、痛みは年齢によるものだと思っていたが、他の症状にも気づくことになったと述べている。「首に腫瘍のようなものを感じました」

アンディ・テイラーは次のように続けている。「生検を行って、その結果を聞きに行ったのですが、誰も準備ができていませんでした。実際、医師は少し遅れてきて、座るなり、『申し訳ありません』と言っていました。遅れてきたことを詫びているのだと思ったら、『前立腺です』と言われてね。『父もそうだったから分かるよ』と言ったら、『ステージ4の転移性です。余命宣告になります』と言われたんだ」

病気を公表することについてアンディ・テイラーは次のように語っている。「素晴らしい人たちと再結成するためにたくさんの準備をしてきたんだ。治療で男性ホルモンのテストステロンを失ってね。多くの男性には分かってもらえないと思う」

「だから、式典を欠席することになって、バンドに手紙を書いた。状況を説明したら、式典の前にバンドはそれを読み上げてくれて、病気が公表されることになったんだ」

アンディ・テイラーはデュラン・デュランのファンから「多くの応援と愛と援助」を受けたとして、前立腺ガンの検査をぜひ受けてほしいと勧めている。

病気を精神的にどう受け止めたかについてアンディ・テイラーは「人生を最大限楽しもうと思った」と語っている。最初にガンを知らされた時は今のような治療が受けられなかったこともあって、「人生を生きようと思った」と続けている。

「そこから3枚の作品を作って、友人たちとツアーに出て、ライヴをやったんだけど、素晴らしかったよ。パンデミックが終わった時には61歳の盛大な誕生日パーティーを開いた。60歳の誕生日は逃してしまったからね。よく言うのは『1分を1時間のように。1日を1週間のように』ということで、人生を最大限楽しみたいんだ」

デュラン・デュランは4月末にUK&アイルランド・ツアーを行うことが決定している。

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