Kevin Westenberg

Photo: Kevin Westenberg

ブラーは2023年にロンドンのウェンブリー・スタジアムで一夜限りの再結成ライヴを行うことを発表している。

公演は7月8日に行われ、2023年にブラーがUKで行う公演はこれのみとなる。サポート・アクトとしてスロータイ、セルフ・エスティーム、ジョックストラップが出演する。今回の公演はブラーにとって待望の復帰作『ザ・マジック・ウィップ』をリリースした2015年以来のライヴとなる。他の国でもライヴが行われるかどうかは現時点で明らかになっていない。

チケットは現地時間11月18日午前10時から一般発売される。

グレイテスト・ヒッツと言えるセットリストが展開されるという公演についてデーモン・アルバーンは次のように語っている。「これらの曲を演奏するのは大好きだし、もう一度やるべき時だと思ったんだ」

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ギタリストのグレアム・コクソンは次のように語っている。「ブラーのブラザーたちと一緒に演奏して、こうした素晴らしい曲を再訪することを楽しみにしているよ。ブラーのライヴはいつだって自分にとって最高なんだ。素敵なギターがあって、アンプの電源を入れると、たくさんの笑顔があるんだ」

ベーシストのアレックス・ジェームスは次のように続けている。「4人が一つの部屋に集まると、いつだって特別なものになる。7月8日はその部屋がウェンブリー・スタジアムになるんだから素敵だよね」

ドラマーのデイヴ・ロウントゥリーは次のように語っている。「ここ数年の混乱を経て、ロンドンの夏の日に一緒に曲を演奏するために集まるなんて素晴らしいよ。その場で会えることを願っている」

2003年発表の『シンク・タンク』のワールド・ツアー後、活動を休止したブラーは2009年に再結成を果たして、長期に及ぶツアーを行い、グラストンベリー・フェスティバルのヘッドライナーを務めている。

昨年6月、デーモン・アルバーンはブラーの再始動について「アイディアはあるんだけど、今はちょっと僕が忙しかったからね。実現するのは自分の準備ができた時だね」と語っていたが、グレアム・コクソンは次のように語っていた。「僕もその話し合いには参加していて、話し合いとしては始まったんけど、終わらなかったんだよね」

さらに昨年9月には、ブラーはもう最後のライヴを行ったのかと訊かれたデーモン・アルバーンは次のように答えている。「そうじゃないと願うね。ライヴをやるのは大好きなんだ。連中は素晴らしいからね。でも、やらなきゃいけないことではないよね。やるのが楽しいからやっているんだ。特別な楽しみなんだ。“Parklife”をもう一度歌うのが待ちきれないよ」

デーモン・アルバーンは2023年2月24日にゴリラズの新作『クラッカー・アイランド』をリリースすることが決定している。一方、グレアム・コクソンはローズ・エリナー・ドゥーガルとのプロジェクト、ザ・ウェイヴのデビュー・アルバムが2月3日にリリースされる。

デイヴ・ロウントゥリーはソロ・デビュー・アルバム『レディオ・ソングス』が1月23日にリリースされることが決定している。

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