PRESS

Photo: PRESS

ダニエル・ヴァンガルデ(本名:ダニエル・バンガルテル)は1971年から1984年まで制作した音源の2枚組コンピレーションが発売されることが決定している。

ダフト・パンクのトーマ・バンガルテルの父親であるダニエル・ヴァンガルデは60年代、70年代、80年代を通して多作なソングライター/プロデューサーとして活動していた。今回リリースされる『ザ・ヴォールツ・オブ・ザゴラ・レコーズ・マスターマインド(1971-1984)』は彼の作品をまとめた初の作品集となっている。

本作はLP、CD、デジタルで11月25日にビコーズ・ミュージックからリリースされる。

ダニエル・ヴァンガルデはオッタワンがレコーディングした“D.I.S.C.O.”、ザ・ギブソン・ブラザーズによる“Cuba”、ブラック・ブラッドによる“Aie a Mwana”の共作/プロデュースを手掛けている。“Aie a Mwana”はバナナラマもレコーディングしている。

コンピレーションのタイトルはダニエル・ヴァンガルデが1975年に設立したレーベル、ザゴラに由来している。ダニエル・ヴァンガルデはフーズ・フー名義でも音楽をリリースしており、コンピレーションにはその音源も収録されている。

コンピレーションのトラックリストは以下の通り。

Side A
01. Starbow – ‘Voyager II’ (12” version)
02. The Electronic System – ‘Moog Jealousy’
03. Daniel Vangarde – ‘La Poursuite’
04. Who’s Who – ‘Dancin’ Machine’
05. Starbow – ‘Intersidereal Message’ (12” version)

Side B
01. Soul Iberica Band – ‘I’m looking For Jeremy’
02. La Boca – ‘Laugh’ (The Longest Laugh In The Disco History)
03. The Lovelets – ‘Midemman’ (Theme For Midem ‘74)
04. Yamasuki – ‘Kono Samourai’
05. Amii Stewart – ‘Rocky Woman’ (12” version)

Side C
01. Who’s Who – ‘Palace Palace’ (12” version)
02. The Great Disco Bouzouki Band – ‘Greek Girls’
03. Vicky Edimo – ‘Let Me Love You Tonight’
04. The Gibson Brothers – ‘Come To America’ (Instrumental Disco Version)
05. Black Blood – ‘A.I.E.’ (A Mwana)

Side D
01. La Compagnie Créole – ‘Le Nuit Des Requins’
02. Ottawan – ‘Qui Va Garder Mon Crocodile Cet Été?’ (Extended)
03. Rocky & Vandella – ‘Dès Que T’as Dit Disco T’as Tout Dit’ (Extended)
04. François Patrice – ‘La Contrat’
05. Daniel Vangarde – ‘Une Comète Va Rectontrer La Terre’

先日、ダフト・パンクはTikTokの公式アカウントが開設されている。

ダフト・パンクは約30年に及ぶ活動を経て、2021年2月に解散したことを発表している。『DJマグ』誌によれば、ダフト・パンクはTikTokと直接契約を結んだという。

これでTikTokユーザーはダフト・パンクのバックカタログの音源を動画で使うことが可能になる。ダフト・パンクは1990年代以降の音源の権利を保有している。

加えてユーザーはダフト・パンクの2つのフィルターを投稿に使うことができる。フィルターはカスタマイズ可能なロボット・ヘルメットとスパイク・ジョーンズが手掛けた“Da Funk”のミュージック・ビデオに登場する擬人化された犬のチャールズとなっている。

Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ