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テイラー・スウィフトは新作『ミッドナイツ』より公開された“Anti-Hero”のミュージック・ビデオにあった肥満に関する表現について若干変更を加えている。

テイラー・スウィフトが監督を務めたミュージック・ビデオはテイラー・スウィフトが悪のバージョンの自分にそそのかされるものとなっていて、バスルームのシーンでテイラー・スウィフトが体重計に乗ると、目盛りのクローズアップになって、「FAT(デブ)」と表示され、悪のテイラー・スウィフトが首を横に振るという場面が存在していた。

テイラー・スウィフトはミュージック・ビデオについて「悪夢のシナリオと押し付けがましい考え方」を描いたものだと述べていたが、先述のシーンについてはファンから失望の声が上がっていた。活動家のキラ=リン・フェーダーバーは「太っていることを最も恐れることに関するアートは肥満を恐れるアートです」とツイートしている。

テイラー・スウィフトはこうした批判に言及することはなかったが、認識はしていたようで、ミュージック・ビデオは体重計の目盛りにクローズアップするシーンを削除する形に変更されている。テイラー・スウィフトが体重計に乗り、悪のテイラー・スウィフトが首を横に振るシーンはそのまま残されている。

この変更は当初アップル・ミュージックだけだったが、YouTubeのミュージック・ビデオも後に変更されている。

“Anti-Hero”のミュージック・ビデオはこちらから。

テイラー・スウィフトは新作『ミッドナイツ』から“Bejeweled”のミュージック・ビデオも公開されている。ミュージック・ビデオには意地悪い継母としてローラ・ダーンが、意地悪い姉妹としてハイムが出演している。テイラー・スウィフトはヴィジュアル・アルバムとして全曲のミュージック・ビデオを制作していることを明かしており、他のビデオにはライス・アシュリー、マイク・バービグリア、ジョン・アーリー、メアリー・エリザベス・エリスらが出演している。

テイラー・スウィフトは通算10作目となる新作『ミッドナイツ』のアメリカでのセールスが発売から3日目で100万枚を突破したことが明らかになっている。

10月21日にリリースされたニュー・アルバム『ミッドナイツ』は発売から3日間のアメリカの合算セールスで120万枚以上を記録している。CD、アナログ盤、カセットテープ、デジタル・ダウンロードの販売数を合わせた従来のアルバム・セールスで95万5000枚以上のセールスを記録しており、アナログ盤だけで50万枚近いセールスを記録している。

この数字はテイラー・スウィフトが2017年に通算6作目となるアルバム『レピュテーション』の初週セールスである123万8000枚以来の高水準となる数字で、アナログ盤のセールスでは1991年の集計開始以来、最多の数字となることが決定している。

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