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オジー・オズボーンはアメリカにおける銃乱射事件の多発性がイングランドに戻る理由だとして、「毎日、人が殺されることにうんざりしている」と語っている。

オジー・オズボーンと妻のシャロン・オズボーンは『オブザーヴァー』紙の新たなインタヴューで「アメリカに愛想が尽きてしまった」と語っている。

記者のクレイグ・マクリーンは20年以上にわたって住んできたロサンゼルスを離れて、母国のイングランドに戻ってくることにした理由についてオジー・オズボーンに尋ねている。シャロン・オズボーンは近年のオジー・オズボーンの健康状態とは関係ないと強調している。「そう考えている人がいることは知っている。でも、違うの」

「アメリカは劇的に変わってしまった。もうアメリカ合衆国ではない。何も一体となっていないもの。今は暮らすにはおかしな場所になってしまったのよ」

オジー・オズボーンも同様の感慨を口にしている。「何もかもがバカげているんだ。毎日、人が殺されることにうんざりしているよ。学校の銃乱射事件でどれだけの人が亡くなったかは神のみぞ知るという感じでね。ラスベガスのコンサートでも大量銃殺事件が起きてしまった。すごくクレイジーだよね」

「アメリカで死にたくない。フォレスト・ローンに埋葬されたくなんかない」とオジー・オズボーンは有名人が埋葬されている墓地に言及している。「俺はイギリス人だからね。帰りたいんだ。故郷に戻る時なんだよ」

オジー・オズボーンは近年、複数の健康問題を抱えており、2019年には転倒したことで怪我を負っており、2020年にはパーキンソン病と診断されたことを明かしている。今年6月には「今後の人生を左右する」大きな手術を行っているが、何のための手術だったは明らかにされていない。

手術後にオジー・オズボーンは以下のようなメッセージを投稿している。「今は病院から家に帰って、快適に療養しているよ。ファン全員からの愛と応援を紛れもなく感じているし、手術の間も無事を祈って思いを馳せてくれた全員に大きな『ありがとう』を送るよ」

現地時間8月8日にはオジー・オズボーンは故郷のバーミンガムで開催された英連邦競技大会の閉会式にサプライズで出演している。『オブザーヴァー』紙のインタヴューでオジー・オズボーンは健康問題のためにトニー・アイオミとの共演が実現しない可能性もあったことに言及している。「最初の首の手術をやってから、すべてがおかしいんだ。最後にパフォーマンスをしてから3〜4年が経つからね。もう二度とできないんじゃないかと思っていたから、あの閉会式は少し希望を与えられたんだ」

「シャロンが背中にブラケットを付けてくれて、支えられていたんだ。パーキンソン病の医者に会う度に最初に『転んでないですか?』と言われるんだ。それだけじゃなく血液をサラサラにする薬も飲んでいるしね。実のところ、大変なんだ」

オジー・オズボーンは9月9日にニュー・アルバム『ペイシェント・ナンバー9』をリリースすることが決定している。

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